小説─黒子のバスケ─

□アホだけど【花黒】
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いや、女子か。

ため息ついて抱き締めると、抱擁を強くしてきた。
ぽんぽんと頭を撫でると、暖かいですね、って小さい声で言った。

多分照れてるんだろ。

俺が夏目漱石知らないと思ったのか?
抱き締められたのが嬉しかったのか、知らねぇけど、少しでも可愛いって思ったなんて言わねぇ。


黒子「…あの。」

花宮「あ?」

黒子「…花宮さんは、僕の何処が好きですか?」

花宮「は?」

黒子「何ですか、君は一文字しか言えないんですか。」

花宮「ちげぇよ!つーか急になんだよ!」

黒子「……僕のこと、嫌いですか。」


少し、淋しそうに、言葉を放った。
表情は見えないけど、何となく淋しそうに、言ったのはわかった。


花宮「…だー、わかった、言えばいいんだろ。」

黒子「!…はい。」

(笑顔くそかわ)
花宮「あー……あれだろ。」

黒子「?」

花宮「…アホなところ。」

黒子「…誉めてませんよね」

花宮「誉めてるわ。」


アホだけど、たまに見せる笑顔可愛いし、抱き付いてくるのは、構ってほしいってサインだろ?

今日家に誘ったのは寂しかったからだろ?


花宮「俺も人間だからな。」


そう言うと、軽くキスしてやった。
数秒後、離れると、少し顔を赤くした。

キスもなれてねーってか、
一応、これでもお前のこと、愛してるんだからな。


花宮「黒子、俺を家によんだっつーことは覚悟できてんだろーな?」

黒子「…家に入ったとき、言ったじゃないですか」


少し、笑っていた、でも何処が照れ臭そうに。

まぁ、どちみち、お前の口から聞くまで愛してるなんて言わねーけど。





──────


やっとかけましたー!

ここ数日、ネタに困ってたんですよね。
トイレに言ったときに何となく思いついたんですよ。
黒子から花宮に「僕の何処が好きですか」って聞いたらどうなるんだろw
みたいな感じでかいてました。

最後はグタグタですみませんでした!
リクエストはまだ受け付けてます!

ありがとうございました。
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