小説─黒子のバスケ─

□アホだけど【花黒】
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今回は双子の姉のリクエストで花黒です!

初めて書きますが頑張りたいと思います。



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今日は黒子の家に泊まることになった。

理由は、俺の読みたい本が黒子の家にあって(複数)そこからいちいち借りて返すの面倒さいから。

まぁ本読むために泊まるんだから喧嘩になることはないだろう。
黒子ん家の親もいるはずだし。


黒子「ここです。」

花宮「ん、普通の家だな。」

黒子「じゃなかったら何なんですか。」

花宮「…家もお前みたいに影が薄いとか?」

黒子「なわけないじゃないですか。バカですか。」

花宮「冗談に決まってんだろバァカ。つーかバカじゃねぇよ。」


いちいち燗に触る言い方をしてきたのでアイツの頭をつかんで締め付けてやった。
そしたら案の定、痛がってきたので暴れる前に離してやった。


黒子「…もう、何ですか。家に入れませんよ。」

花宮「あー…じゃあ襲うぞ。」

黒子「……入っていいですよ。」


心底嫌そうな言い方をして扉を開ける。

お構い無く入ると、今まで誰も居なかったみたいに真っ暗。
こいつ一人暮らしだったか?


花宮「なぁ、お前一人暮らしだったか?」

黒子「いいえ、家族で暮らしてますけど」

花宮「じゃあ何でいねぇの?」

黒子「父は出張で、母は祖母と親戚の子供の様子を見に行きました、何でも高熱で見る人が居ないから頼まれたそうです。」

花宮「誘われなかったのか?」

黒子「いいえ、誘われましたが断っただけです。」

花宮「ふーん…」


これはよくある恋人同士の展開だな。
親が居ないから襲いやすくて、受けが誘ってくるから耐えきれなくなって襲ったりする…。

もしかして狙ってたりとかか…?

もしそうじゃなくても…


黒子「都合がいい、ですか?」

花宮「は!?何でわかっ、いやちげぇけど!」

黒子「心配ありませんよ。君がそういう気分ではないのならやりませんし、狙ってありませんから。」

花宮「…俺がそういう気分だったらやるっつー事だな?」

黒子「…人を性欲処理の人みたいに言うのやめてくれませんか。」

花宮「あー、はいはい。」

黒子「……とにかく上がってください。」


それから黒子の部屋へ行き、荷物をまとめ、ご飯食ったり、風呂入ったりして、後は寝る準備して本読んでたら黒子が後ろから抱きついてきた。

寒いですね、なんて言って、どこぞの夏目漱石だよ。
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