sakura-bud-

□sin.〜seven days ago〜
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「いらっしゃいませ...あら、新ちゃん?」


「あ、姉上...」






(パーっとやるってスマイルでかよ!!)






「なんだ、仕事サボってるんだったら二度と酒飲めないような体にしてやるところだったわ!イタチさん歓迎会なのね!」




「なんなのこの女!末恐ろしいよ!!」




「あっ、そうだ!貰い物なんだけどよかったらこれ、どうぞ!」




「姉上、これなんですか?」



「お団子よ。30箱も貰っちゃって...」



「高そうなお団子ですね。なんか食べるのが勿体ないです。」


「何言ってるアルか!遠慮しないで食べるアル!おいしいヨ〜...もぐもぐ...」

「オメー、自分が買ってきたみたいな言い方してんじゃねーよ。」


「イタチさん、私たちだけではこんなに食べきれないから遠慮しないでくださいね。」




「では...いただきます。」





「しかしこんな高そうな団子30箱をキャバクラに貢ってどこのどいつだ?そんな金あるなら銀さんに寄付してくれよな。」




「まあ、坂本さんですから。」



「え!坂本からかよ!!ったくボンボンはすることが違ぇな!そんな金余ってるんだったら俺にくれよ!」

「こんなちゃらんぽらんに寄付するお金なんてないわよ。」




「あ、おいしい!!銀さん早く食べないとなくなりますよ!」



「...いや、なんかもうすでに残り少ないんだけど...」



「あ、ほんとだ。神楽ちゃん、そんなに急いで食べたら喉に詰まるよ。」

「あたしそんな急いでないヨ!こんな高級なお団子滅多に食べられないから味わって食べてるネ!!」


「え、じゃあ誰が...あ...」






「.....」










「ふふ、イタチさん、お団子好きなんですね。」


「まあまあです...このお団子とてもおいしいですね。」

「いや、まあまあっていう串の本数じゃないんだけど。」


「甘いものは嫌いじゃありません。」



「おお!!甘党アルか!銀ちゃん、イタチ兄とキャラかぶってるネ。なんとかしろヨ。」



「なんでオレがイタチ君にかぶせたみたいになってんの!オレは最初から甘党だからね!お父さんの×××がおかあさんの×××に×××した時から甘党だからね!!」



「×××って...なんだか銀ちゃん気持ち悪いアル。しばらくわたしに近付かないで。」


「いきなり標準語!?しかもイタチ君、そんなゴミを見るような目で見ないで!!やめて!!」


「いや...そういうつもりは...。でも、俺は昆布おむすびとキャベツの方が好きなので大丈夫ですよ。」



「えっ!大丈夫ってなにが!?銀さんそんなフォローなくても全然平気だからn「あの、少し伺いたいことがあるんですが...」きけよ!!コノヤロー!!」




「何アルか?」





「....」


「銀さん、落ち込まないでください」




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