ラブライブ!Boyz&Girls School
□#6:まきりんぱな
3ページ/7ページ
それから、花陽と真姫は紅茶を飲みながら色々話した中、スクールアイドルの話へと変わった。
真姫「私がスクールアイドルに?」
花陽「うん。私、放課後いつも音楽室に寄っているから…西木野さんの歌、聞きたくて…」
真姫「私の?」
花陽「うん。ずっと聞きたいぐらい、好きで…だから」
真姫「私ね、大学は医学部って決まっているの。だから、私の音楽は終わってるってわけ」
花陽「そうなんだ…」
真姫「それより、あなたアイドルになりたいんでしょ?この間のライブの時、夢中で見てたじゃない」
花陽「えっ、西木野さんも居たんだ…」
真姫「あ、いや…私は偶々通りかかっただけだけど。やりたいんなら、やればいいじゃない。そしたら少し、応援してあげるから…」
花陽「ありがとう♪」
そして、花陽は真姫と話を終えて自分の家へと帰ろうとしていた。
花陽「色々あるんだなぁ〜、みんな。あ、お母さんにお土産買っておこうかな」
花陽は帰り道に穂むらへと立ち寄り店内に入ると、店番をしていた穂乃果とバイト中の紘汰と出会った。
穂乃果「花陽ちゃん!」
花陽「先輩…」
穂乃果「ちょっと待ってて、今ウチに入れてあげるよ!」
花陽「えっ?そんないいですよ…」
紘汰「穂乃果は花陽と話がしたいんだ。少しでも付き合ってくれないか?」
花陽「は、はい」
紘汰は花陽の耳元で小さな声で話すと、花陽は軽く頷いて穂乃果の家へと入る。