ラブライブ!Boyz&Girls School
□#5:パンツと信頼と4人目は先輩
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紘汰「アンタは………誰だ?」
紘汰の発言に穂乃果達と晴人達はその場で思わずずっこけた。
晴人「何言ってんだよ紘汰!ファーストライブに見に来てくれた生徒じゃねぇかよ!!」
紘汰「えっ、生徒?」
弦太朗「ほら、よく見ろ!音ノ木坂学院の制服を着てんじゃねぇか!」
紘汰は映司の背格好をじっくりと見て、手のひらの上に拳をポンッと叩いて思い出したような顔をする。
紘汰「あ〜、そういえばそうだ!」
晴人・弦太朗「遅ぇよ!気付くの!!」(怒)
海未「よく見ると、ネクタイの色も緑色ですね」
ことり「じゃあ、3年生?」
穂乃果「3年生が私たちのファーストライブに見に来てくれるなんて!やっぱり成功したんだよ!」
海未「本来は1年生の皆さんに見せる筈なのですが…」(汗)
実は、穂乃果達のファーストライブを見に来てくれた生徒は1年生の花陽と凛と真姫だけでなく、他の男子1年生や映司と同じ男子3年生も見に来たという。
紘汰「でもなぁ〜、3年生だからって…」
晴人「まあ、3年生だからって…」
弦太朗「3年生だからこそ出来る自信っていうか…」
穂乃果「3年生にしか出来ないものかなぁ?」
海未「いえ!今まで見た3年生の中で圧倒的に変です!」
ことり「確かにそうだね。その…」
「「「パンツ……」」」(汗)
実は、ファーストライブの時に見に来た映司は木の棒にパンツを掲げていたという普通の生徒より少し変な3年生であった。
映司「ちょっ、ちょっと!そんな変な目っていうか、ジト目は止めてよ!確かに俺は他の生徒より変な感じだよ。パンツ掲げて『何やってんだ?コイツ』みたいな視線で見られているのは分かる」
ことり「自覚、しているんだ…」
映司「でも、俺がいつもパンツを掲げているのはちゃんとした理由があるんだ!」
紘汰「いつもって…毎日パンツ掲げてんのかよ!?」
晴人「やっぱアンタ、普通より変だ」
阪東「まあ、話はその辺にしとけ。映司、バイトしに来たんだろう?まず、洗い物からやってくれないか?」
映司「は、はい!」