スーパーヒーロー大戦シリーズ
□エピローグ〜仮面ライダーとプリキュアの絆〜
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※プリキュア勝利編
1号とラブリーはお互いに攻撃して、一歩離れると1号は高くジャンプした。
1号「とおぉ!ライダーキック!!」
ラブリー「あっ…!ラブリー・シールド!」
1号のライダーキックを見たラブリーは避けようとしたラブリーだったが、後ろに何かを見つけたラブリーは腕に着けたラブプリブレスを回して桃色のシールドを張り、1号のライダーキックを受け止める。
1号「はあああぁぁぁ!!!」
ラブリー「くっ…!うわあああぁぁぁ!!」
しかし、1号のライダーキックの威力にラブリーは吹き飛ばされてしまい岩石にぶつかると、ラブリーは慌てた様子で落下する瓦礫を体を張って受け止めた。
ラブリー「うっ…!くっ…!」
1号は倒れたラブリーを容赦なく近付くが、次の瞬間1号がラブリーの背後にあったものに気が付いた。
1号「私の負けだ…」
1号の言葉に戦っていた仮面ライダー達とプリキュア達は動きを止めた。
紫穂「どういうこと?」
葵「今のは1号が有利やった筈なんに…」
善吉「なんでだ?」
セシリア「皆さん、今の見ていなかったのですの?キュアラブリーは背後に何かを見つけて敢えて攻撃を受けたのですのよ」
トッキュウ1号「ああ、だから1号はトドメを刺さなかったんだ!」
鈴「何かって…」
リト「何だよ?」
ララ「あれだよ♪」
箒「『あれ』?」
ララが指を指した先に箒達が見つめると、箒達は納得したかのように頷いた。
海城「そうか。ラブリーはかわせた筈の1号のライダーキックを敢えて受け止めた。それは…今でも飛ぼうとしている一羽の小鳥を守るために…」
倒れたラブリーの背後には今でも飛ぼうとしている一羽の小鳥がいた。
1号「例え、己を犠牲にしてまで一羽の小鳥を守る為に体を張って命をかける。その力を使ってこそ、本当の強さかもしれん…」
1号はラブリーの元へと近付くと、手を差し伸べた。
1号「それを気付かせてくれたのは、お前だ。キュアラブリー!」
ラブリー「仮面ライダー1号…!」
1号が差し伸べた手をラブリーが掴んで立ち上がった。
ラブリー「エヘヘ…」
1号「うむ!」