ラブライブ!Boyz&Girls School
□#13:先・輩・禁・止
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前回のラブライブ!
オープンキャンパスライブが成功し、何とか廃校を抑えることになった事に穂乃果達は安心していた。そんな中、ラブライブの出場の切符を得るために行動をしている間にことりがメイド喫茶のバイトを始めていた事が発覚。自分に磨きをかけることりに絵里は今度行うアキバでの路上ライブに唄う作詞をことりに考える事になったが、中々苦戦していた。しかし、穂乃果達と紘汰達の応援により作詞は完成し路上ライブも成功に終わった。
それから夏休みへと変わり、穂乃果達と紘汰達はいつものように学校の屋上を使って練習する事になったが、この日はかなりの猛暑で練習どころではない様子だった。
紘汰・雄輔「あぢぃ〜よ〜…」
穂乃果「そうだね〜…」
にこ「ていうかバカじゃないの?こんな暑い中、練習だなんて!」
絵里「そんな事言ってないで、早くレッスンするわよ」
士「無駄口より体動かせ!体を!」
花陽「はっ、はい!」
絵里「あ、花陽。これからは先輩も後輩もないから、ね?」
士「敬語は堅苦しいから止めておけ」
花陽「はい?」
敬語を使う花陽に絵里と士は気にかけると、いきなり穂乃果がある提案を言い出す。
穂乃果「そうだ!合宿行こうよ!」
にこ「はぁ?何よ、急に」
穂乃果「あ〜なんでもっと早く思いつかなかったんだろう」
凛「合宿か…面白そうにゃ!」
希「そうやね。こう毎日炎天下やと、体に毒やしね」
渡「でも、何処で合宿するんですか?」
穂乃果「海だよ!夏だもん!」
海未「費用はどうするんですか?」
晴人「それに泊まる先も決めないと。合宿するなら、前もって予約しないといけないし」
海未と晴人の言葉に穂乃果は不安な顔をすると、紘汰とことりに話しかけた。
穂乃果「ことりちゃんに紘くん、バイト代いつ入ってくるの?」
紘汰・ことり「えぇーーー!?」
海未「ことりと紘汰を宛にするつもりだったのですか?」
穂乃果「違うよ。ちょっと借りるだけだよ」
紘汰「そう言ってお前、前に貸した3000円、まだ返してもらってないけどなー…!」
紘汰の睨む顔に穂乃果は苦笑いしながら今度返すと言い張る。
穂乃果「そうだ!真姫ちゃん家に別荘とかあるよね?」
真姫「あるけど…」
穂乃果「本当!?真姫ちゃんお願〜い♪」
真姫「ちょっ、ちょっと待って!どうしてそうなるの!?」
絵里「そうよ。いきなり押し掛ける訳にはいかないわ」
穂乃果「そうだよね…アハハハ……」
真姫「はぁ〜…仕方ないわね。聞いてみるわ」
穂乃果「本当!?やった〜!!」
穂乃果達の悲しげな顔に負けた真姫は全員を真姫の別荘へと招待する事になった。だが、これがただの合宿になるとはまだ誰も知らなかった。
OP:僕らは今の中で
♪:μ's