スーパーヒーロー大戦シリーズ

□本気で救いたいなら、迷うな!
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その後、埼玉県川越市と東京都世田谷区での大規模な災害に遭った人々とキリト達は聖都大学付属病院へと運ばれた。

飛彩「急げ!何としても患者を救い出すぞ!」

永夢「担架で運ばれてくる患者さん達は奥へお願いします!」

大我「負傷者はベンチや椅子に座らせて安静にさせろ!」

災害から幸い怪我などで済んだ永夢達は運ばれてくる数百名の負傷者、そしてこの世界にいるまだ幼いキリトとアスナなどの意識不明の重傷者は数十名に及んだ。

飛彩「研修医、ここは任せた。俺は患者のオペを開始する!」

永夢「分かりました!」

飛彩はそう言うと、担架で運ばれていく患者を治療室へと向かい手術の準備を始めた。すると、病院の玄関からいちかを背負って入って来たアスナ達の姿があった。

永夢「いちかちゃん!みんな!大丈夫?」

アスナ「私たちは大丈夫です!でも…」

シリカ「いちかちゃんが重傷で…助けて下さい!」

永夢「分かった!とりあえず、みんなも一緒に治療室へ行こう!」

永夢は急いでいちかを治療室へと向かわせようとすると、横で立ち止まっていたアスナがまだいた。

永夢「どうしたの?アスナちゃん」

アスナ「永夢先生、キリトくんは大丈夫なのですか?キリトくんも戦っていたから重傷なんでしょう?」

永夢「大丈夫。キリトくんもさっき病院に着いたし、そこまで重傷じゃないよ。心配なら、僕と一緒にキリトくんの所まで行こうよ」

アスナ「…はい!」

アスナは永夢と一緒にキリトがいる病室へと向かい走っていった。
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