スーパーヒーロー大戦シリーズ
□過去への追求
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その後、聖都大学付属病院へと着いた永夢達はショッカーや仮面ライダークラシスの対処法について話し合っていた。
翼「被害はかなり増えているらしい。先ほどの加音町だけでなく、所々でアルカ・ノイズが繁殖している」
キリト「アルカ・ノイズ?」
マリア「触れた者を自分もろとも炭素の塊に転換してしまう特性を持つ生命体よ。アルカ・ノイズはパヴァリア光明結社がノイズを元にして発生させた新種のノイズで私たちシンフォギアでも苦戦するほどの厄介な相手」
翼から言ったアルカ・ノイズをキリトが聞き出そうとすると、マリアが横から入って説明をした。
北条響「私たちの街にそんな危険な怪物が…」
南野奏「それに、あの仮面ライダークラシスっていうライダーはガシャットでモンスターを出してきたんですよね?」
南野奏は仮面ライダークラシスが召喚したSAOのボスモンスター達についてキリト達に問いかける。
リズベット「間違いないの?キリト。あのクラシスとかいうライダーがSAOのボスモンスターを出してきたのは」
キリト「ああ、間違いない。最初に戦ったカガチ・ザ・サムライロードに続いて白竜までも現れた。つまり、あのライダーは元SAOプレイヤーという可能性が高い。だが、何故SAOのプレイヤーがライダーになったのかはまだ分からないが…」
永夢「それに、ガシャットを使ってライダーに変身出来るのは適合手術がないと出来ない筈。もしかしたら、僕と同じバグスターウィルスに感染している事もあるのかも…」
大我「とにかく、お前らと会った仲間のライダーが他のヒーロー達を集まる間にショッカーもクラシスも早いところぶっ潰さねぇといけないだろ」
クライン「それなら俺たちも加勢するぜ!立場は違えど、同じ目的で戦うなら訳はねぇぜ!なぁ、みんな!」
クラインの言葉にその場にいた全員は頷いた。
エギル「だが、肝心のショッカーやクラシスがこの後何処に現れるか見当がつかねぇぞ?」
飛彩「確かにそうだ。奴らは神出鬼没のように現れる。何処に潜伏して現れるか分からない…」
ショッカーやクラシスがいつ何時に現れるか分からない事に悩む飛彩達だったが、キリトだけはある事を思いついた。
キリト「いや、分からない事はないぞ」
アスナ「キリトくん?」
あきら「どういう事ですか?」
キリトの発言にあきらは問いかけると、キリトは自分の考えを説明する。
キリト「さっきも言ったが、クラシスはSAOプレイヤーの可能性があると言った。俺たちと同じ未来から来てガシャットの力を手に入れたという事は…」
アスナ「…ッ!そうか、この時代の私たちの存在を消そうと…!」
キリト「そういう考えもあるかもしれない」
永夢「なら、早く行かないと!手遅れになる前に!!」