スーパーヒーロー大戦シリーズ

□ヒーローはいつでも助け合い!
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その後、永夢は1人病院の屋上に出てある場所へと連絡していた。

永夢「はい。そちらに向かって要件を伝えたくて…はい、分かりました。また後ほど連絡します。失礼します」

永夢は電話の方と連絡を終えると、スマホをしまうと向こうからやってきたのは貴利矢だった。

貴利矢「よぉ、永夢」

永夢「貴利矢さん」

貴利矢「今の電話、誰からだ?」

永夢「知り合いです。前に一緒に戦ってくれた人」

貴利矢「へぇ〜。じゃあ、俺もそれに乗せちゃっていいか?」

永夢「えっ?」

貴利矢「自分もちょっと興味あるからな〜。それに、その今から会うやつも只者じゃないんだろ?」

永夢「はい。いちかちゃん達と同じ戦う女の子なんです」

永夢が言うその少女達がいる場所は1つの港に浮かぶ潜水艦の中にあった。政府にも認められている名は『特異災害対策機動部 S.O.N.G.』である。

弦十郎「そうか。前に響くん達と共に戦った宝生永夢という青年がここに来るのか」

慎次「はい。恐らく、響さんと翼さんが連れてきたあの3人も同じ仮面ライダーという者だと思われます」

基地の中で話し合っていたのは、特異災害対策機動部二課の司令官を務める風鳴弦十郎と特異災害対策機動部二課のエージェント緒川慎次だった。

弦十郎「翼と響くんはまだ彼らの相手をしているのか?」

慎次「はい。響さんと翼さんはトレーニングのつもりだと言っていますが…」

弦十郎と慎次はその2人がトレーニングしている場所へと向かうと、そこにはシンフォギアのアームドギア、ガングニールを身に纏った立花響、天羽々斬を身に纏った風鳴翼がいた。
その目の前には赤色のボディに炎を身に纏った仮面ライダーファイヤーこと火神雄輔と緑色のボディに風をイメージに身に纏った仮面ライダーハリケーンこと櫻井翔一がいた。

ファイヤー「ハアァ!!!」

響「ハアァ!!!」

ファイヤーと響が両者ともに飛びかかると、お互いの拳と拳がぶつかり合う。殴っては相手の攻撃を避けて、再び殴りかかるといった攻防を続けていく。

ハリケーン「行きますよ?」

翼「ああ。存分に来いっ!」

ハリケーン「フンッ!!!」

ハリケーンは手元の刀で翼に向かって切り裂こうとすると、翼は手元の刀である防人を弾き返してハリケーンに向かって切り裂きにいくと、察したハリケーンは刀を守りに構えて防人と打ち合う。

響「どりやあああぁぁぁっ!!!」

ファイヤー「うおおおぉぉぉっ!!!」

響とファイヤーはお互い相手に向かって飛翔して殴りかかると、お互いの拳がぶつかり合うままだった。

ファイヤー「きりがねぇな…」

響「なら、本気でやろう!!」

ファイヤー「本気か…なら、ハアァッ!!!」

ファイヤーは力を一気に解放して体の血液を逆方向に巡回して、蒸気を噴き上げると同時に速度を上げた。そして、軽く響の周りをひし形のように角度を決めて動きながら回った。

響「す、すごい…早いや…」

ファイヤー「ジェットフォルムってところだな。速さを1段階上げていく姿だ」

ファイヤージェットフォルムの姿と速さに驚いて冷や汗をかく響に、翼と打ち合っていたハリケーンはファイヤーの姿を見る。

ハリケーン「おい雄輔!トレーニングだから本気でやるつもりはないぞ!」

ファイヤー「え〜!?盛り上がってんだからいいじゃん!」

ハリケーン「俺らが困るんだよ!!」

弦十郎「その辺で止めておけ!」

すると、トレーニングルームから入ってきた弦十郎はファイヤー達に止めておくように薦められた。

弦十郎「あまり長時間での激しい動きはシンフォギア装着者に負担な体力をのしかかる恐れがあるからな。気持ちはありがたいが、2人のために理解してくれ」

ファイヤー「そこまで言うなら、しょうがないな…」

ファイヤーはそう言うと、変身を解除していくと響達も変身を解除していった。
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