スーパーヒーロー大戦シリーズ

□ショッカー、再来…
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時は2017年に遡り、ここ苺坂町の苺坂自然公園という場所ではキラキラパティスリー工房でスイーツを作っていた宇佐美いちか、有栖川ひまり、立神あおい、琴爪ゆかり、剣城あきら、キラ星シエルはつい最近友達になった結城友奈、東郷美森、犬吠埼風、犬吠埼樹、三好夏凜と一緒にスイーツを食べていた。

勇奈「ん〜♪このうさぎの形をした苺のショートケーキ、美味しい!」

いちか「あっ、それ私が作ったケーキなんだ〜!」

美森「こっちのは、ライオンみたいなのも美味しいよ!」

あおい「それは私が作ったんだ〜!」

樹「お姉ちゃん見て。リスさんだよ!」

風「本当だ!可愛い〜♡」

ひまり「それ、私が作ったの。リスの顔に見立てたカスタードプリンなんだ」

夏凜「こ、これは…ネコとキツネか?」

ゆかり「正解。可愛いでしょ?」

あきら「腕はまだまだだと思うけど、楽しみながら食べてってくれ」

勇奈達はいちか達が作った手作りスイーツを楽しみながら食べていると、シエルが手を叩くと勇奈達はシエルの方へと顔を向く。

シエル「メルシー!今日は私たちのスイーツを食べに来てくれてありがとうね!今から、私が作る最高のスイーツを『お・も・て・な・し』するわ!」

いちか「わーい!シエルのスイーツ!楽しみ〜♪」

あおい「って、一番楽しみにしてるのいちかじゃん!」

シエルからの最高のスイーツを勇奈達におもてなししようとした次の瞬間、向こうから巨大な爆発音が聞こえた。

あきら「なんだっ!?」

ゆかり「向こうから爆発が聞こえたわね」

夏凜「だけど、尋常じゃなかったぞ!今のは!」

勇奈「…行ってみよう!行けば分かるよ!」

シエル「えっ?私が作ったスイーツは…って、みんな行っちゃった。もうっ!置いてかないでよ〜!!」

いちか達と勇奈達は巨大な爆発音が聞こえた方向へと走り出すと、爆発が生じた街では人々が悲鳴を上げながら逃げ回っていた。

ひまり「街が…」

樹「酷い…」

すると、いちか達の前に黒い戦闘服に小さな鷲のマークが描かれており、戦闘員の集団は人々を襲いかかっていた。

美森「何なの?あれ…」

勇奈「分からないけど、困っている人を見過ごす訳にはいかない!」

いちか「うん!」

いちか達と勇奈達は戦闘員達に向かって叩いたりして、襲いかかる人々を救い出していく。

ゆかり「あなた達、何者なの?」

風「これ以上は許さないよ!」

???「許さないだと…ハアァッ!!」

「「「きゃあああ!!!」」」

いちか達を衝撃波によって吹き飛ばしたのは、戦闘員が道を空けてその道からゆっくりと歩いて姿を現した。

いちか「あなたは何者なの?」

クラシス「私はクラシス。我がショッカーの首領だ」

シエル「ショッカー?」

いちか「仮面ライダーの宿敵で、悪の秘密結社でしょ?永夢さんから聞いた」

クラシス「プリキュア、勇者に仮面ライダー…忌々しい存在だ」

ショッカー首領と名乗るルウは手元から黒色のガシャットを取り出して起動すると、ルウの周りからは地獄大使、イカデビル、蜘蛛男、バットファンガイア、ウェザードーパント、フリーズロイミュードに黒十字王、ヘルサターン総統、ブラジラ、エンドルフ、牙鬼幻月が現れた。
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