スーパーヒーロー大戦シリーズ
□キラキラ☆プリキュアアラモードvs結城友奈は勇者である
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その頃、バグによって異空間に吸い込まれた永夢達と響達が目を覚ますと、周りは暗闇に包まれていた。
永夢「ここは、一体…」
大我「さっきの奴に何処かへ送られたみたいだな」
響「何がどうなっているの?」
すると、向こうから物音が聞こえた永夢はその方向へ振り向くとそこにはバグにやられて同じく異空間に吸い込まれたラッキー達とキリト達の姿があった。
永夢「あれは…ラッキー!?」
ラッキー「えっ?おおっ!永夢じゃねぇか!久しぶりだな!!」
永夢はかつて一緒に戦って友となったラッキーとの再会に歓喜の声をあげながらラッキーの元に駆け寄ると、近くで怪我しているキリト達を見かける。
永夢「どうしたの!?誰にやられたの?」
キリト「バグという男にやられてしまったんです…」
永夢「バグだって!?」
ラッキー「知ってんのか?」
「「「きゃあああぁぁぁ!!!」」」
永夢・ラッキー「えっ?」
ラッキーは永夢にバグの事を聞き出そうとすると、上から女の子達の悲鳴が聞こえて上を向くとそこには同じくバグによって異空間に吸い込まれたいちか達と友奈達の姿があり、いちか達と友奈達は下にいた永夢とラッキーにぶつかってしまう。
ラッキー「イテテテ…今度は何だ?」
いちか「イッター!ここは…って、永夢さん!?」
永夢「えっ…あれ?いちかちゃん!?どうしてここに?」
いちか「永夢さんこそ!」
永夢といちかがお互いにここにいる理由を聞き出そうとすると、向こうから姿を現したのはバグであった。
あおい「あいつは、私たちを穴に落とした奴だ!」
永夢「あいつの名前はバグ。僕らをこの世界に呼び寄せた。そうだろ!?」
バグ「そうだ、天才ゲーマーM。バグスターである俺の力ならやりやすい事さ」
飛彩「やはりお前もバグスターだったんだな…」
バグ「俺の策略は仮面ライダー、スーパー戦隊、プリキュアの力をこの手で手に入れる事だ。その為には戦う相手が必要だった」
リズベット「じゃあ、SAOが壊滅するっていう噂もアンタが流したデマだっていうの!?」
バグ「そうでもしなければ、俺の罠にまんまとハマらないだろ?」
キリト「貴様っ!!」
キリトはバグに向かって攻撃を仕掛けていくが、バグは衝撃波を生じてキリトを吹き飛ばした。
シリカ「キリトさん!」
アスナ「キリトくん!」
地面に倒れるキリトにシリカとアスナはキリトの元へと駆け寄り、立たせてあげた。
バグ「無駄だ、この世界は俺の物だ。このまま永遠に暗闇の中で生き続けていけ」
???「そんなもん、勝手にお前が決めんなよ」
バグ「何?ぐはぁっ!?」
すると、何者かによって攻撃を受けたバグは倒れてしまい、永夢達は攻撃した方向へ振り向くとそこには永夢と同じCRの監察医で一度死んでバグスターとして蘇った九条貴利矢と同じくバグスターとして蘇った檀黎斗であった。
永夢「貴利矢さん!」
飛彩「檀黎斗!」
大我「なんでお前らがこんなところに?」
貴利矢「永夢達が急に姿を消したから何かあったんだなって思ってさ。そしたら、バグられた1つのゲーム機に永夢達の姿を見つけたから色々と人を呼んでバグスターの力で入れたって訳よ」
永夢「そうだったんだ…って、人を呼んだ?」
貴利矢の言葉に疑問を感じた永夢。すると次に起こったのは永夢達がいる場所に強い地震が起き始めた。
ハミィ「何?地震!?」
チャンプ「おい見ろ!周りからヒビが入っているぞ!」
チャンプが指を指す方向から徐々に空間にヒビが入り、周りが崩れ始めていた。