スーパーヒーロー大戦シリーズ
□鬼の救出
1ページ/3ページ
その夜、バイクでプリキュア5とフレッシュプリキュアの4人から逃げて行った雄輔達はとある森で野宿をしていた。そして、途中から出会ったマコトから事情を話した。
マコト「なるほど、それでお前達はショッカーの基地へと向かっているんだな?」
タケル「うん。マコト兄ちゃん、力を貸してくれる?」
マコト「ああ。カノンの命を奪ったショッカー
に仇を討つ。俺はそう願ってライダーになった…」
そう、マコトの実の妹である深海カノンは半年前にショッカーの進撃によりカノンはマコトの目の前でショッカーによって殺された。怒りを覚えたマコトはショッカーに復讐するためにスペクターの力を使ってショッカーを殲滅しようと考えていた。
翔一「よし、出来た!みんな、俺自慢の特製シチューが出来たよ。冷めないうちに食べてくれ!」
みらい「うわぁ〜♪美味しそう!いただきま〜す!」
リコ「…いただきます」
みらい達は翔一が作った特製のシチューを食べると、みらい達は美味しそうな顔をして食べていった。
雄輔「翔一、秀兄の容態はどう?」
翔一「大丈夫だ。かなりの怪我をしているけど、命に別状はないから安心しろ」
雄輔「そっか、よかった…」
はるか「あの、さっきから気になっていたけど…あなた達とその秀兄さんってどういう関係なの?」
はるかは雄輔達に質問をすると、雄輔達は目の色を変えて話した。
翔一「俺たちは血の繋がっていない兄弟。そして、秀兄もその一人なんだ…」
翔一の話がよると、10年前に起きた大災害事故で何人もの人間がその場から死んでいった。その大災害の原因はキュアブラックとキュアホワイトがジャアクキングと戦っている時であった。大災害の事故に巻き込まれた雄輔達は親元から離れてしまい行方不明の状況の中、雄輔達の兄である黒崎 秀は雄輔達を助けるために自分の命を犠牲に消えていった。
マコト「だからあの時、そのことを思い出して我を忘れていたんだな…」
雄輔「うん…」
翔一「とにかく雄輔、秀兄が無事だったんだから良かったじゃねぇか!」
渡「そうだよ」
タケル「とりあえず、もう寝よう。明日も早いし」
マコト「ああ…」
雄輔達は焚き火を消して張ってあったテントの中で寝ていった。