ToLOVEる×仮面ライダー ダークネス・ゼロ

□第6話 緊張と憂鬱と鈍感
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平日の朝6時、美柑の部屋では6時にセットした目覚まし時計が鳴り響いて美柑が目覚まし時計を止めると、美柑は起き始めてパジャマ姿から私服へと着替えてリビングに向かおうとすると、台所から食べ物の匂いがした。

美柑「何だろう?いい匂い〜♪」

美柑は食べ物の匂いがした台所へと向かうと、そこには朝食用のご飯と味噌汁と魚を用意していた映司がいた。

美柑「映司さん!」
映司「ん?あっ、おはよう美柑ちゃん」
美柑「おはようございます。…って、何しているんですか?」
映司「何って、朝食用のご飯を作っているんだけど…」
美柑「えっ、どうして?」
映司「いや、美柑ちゃんいつも早起きしてみんなにご飯を作っているから大変みたいで、俺に出来ることないかな〜と思って…」

映司はいつも家事で忙しい美柑の為に朝ごはんを作っていたのだ。それを見た美柑は口を開けてポカーンとしていた。

映司「え〜と、なんか俺まずいことしたかな?」
美柑「ううん。ウチ、男がリトしかいないから男の人はいつも何考えているんだろうって思っていたけど…優しいんだね、映司さん♪」
映司「な、なんかそう言われるとちょっと照れくさいな…」

映司は美柑の言葉に頬を赤くしながら頭をかいていた。

モモ「あらあら、朝からいい雰囲気ですね。美柑さんに映司さん…♡」
美柑「も、モモさん!?」
映司「いつの間に!?」

美柑と映司の光景を遠目で見ていたモモの存在を気付いた美柑と映司。

モモ「映司さん、美柑さんを奪うなら今のうちですよ。今はリトさんが狙っているので…♡」
映司「えっ!?」
美柑「ちょっ、モモさん!!何言っているのよ!!私にとってリトはただのお兄ちゃんなんだから!!」
モモ「あら〜、兄弟で恋人同士はいけないことではないですよ。そのうちリトさんと一緒に…♡」
美柑「もー!!止めてよ!そんな話し!!いいからモモさんは早く着替えて!!」
モモ「はいはい。(でも、ハーレム計画を実行するにはなんとか美柑さんと映司さんの仲を離れなければ…)」

モモは着替えをしに2階へと登っていくと、美柑は顔を洗いに洗面所に向かい、映司は首を振って朝食の準備をする。


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