ラブライブ!サンシャイン!!ー18人の軌跡ー

□#4:ファーストステップ
1ページ/10ページ

前回のラブライブ!サンシャイン‼

千歌、曜、梨子の3人でスクールアイドルの活動を始めることになったが、千歌は翔の様子について気にかけていた。東京の高校で医学を学んできた翔はある事で失敗し、この内浦の高校に転校した。その事で悔やんでいた翔に千歌は支えになろうとするが、翔は千歌に対して口悪く言ってしまう。けれど、次第に2人の仲は良くなっていき、次の挑戦を受けようと始めたのは一つ上の先輩風鳴天満が入部しているバンド部での活動であった。


それから日が過ぎた頃の朝、いつものように放課後バンド部の活動を終えた翔、大地、悠人、天満の4人は帰り道を歩いていた。

大地「だぁ〜!疲れたぁ〜!」

悠人「大地、大変じゃないのか?サッカー部とバンド部の両立だなんて…」

大地「ん?平気平気!それを乗りこなせば、俺は最強だっ!」

悠人「いや、単なる部活動バカにしか見えないんだけど…」

大地と悠人がそう話していると、向こうから少女の声が聞こえてきた。その正体は千歌の声であった。

千歌「翔ちゃ〜〜〜ん!!」

翔「千歌?…どわぁ!?」

翔の名前を叫びながら飛びかかると、翔は千歌とぶつかって倒れてしまう。

翔「な、何すんだ!バカ千歌…!」

梨子「ちょっ、ちょっと千歌ちゃん!」

曜「そんな状態のままじゃ翔くんが危ないって!」

翔「いや、今でも危機的状況なんだが…」

千歌は翔と離れて服のホコリを払うと、翔に面と向かって話し出した。

千歌「大変なんだよ翔ちゃん!」

翔「何が大変なんだよ?」

千歌「学校に理事長が現れて、それで体育館でライブしようにも人が足りないから手伝ってほしいんだよ!でないと、部として申請してくれないよぉ〜!!」

翔「・・・・・・すまん、全く分からん」

千歌「へ?」

話が全く理解出来ない翔に千歌は理解出来なかった理由が分からなかった。
次へ
前の章へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ