ラブライブ!The School Idol Movie Full Throttle

□エピローグ_僕たちはひとつの光…そして、未来へ_
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秋葉原ライブを終えた次の日、穂乃果は1人部室である一冊の本をまとめていた。

穂乃果「ふふっ。いろんなことがあったな〜」

穂乃果は一冊の本に描かれていた内容を読んでいると、自然に微笑み出した。すると、部室のドアが開いて入ってきたのは紘汰達であった。

紘汰「穂乃果、何やってんだ?」

海未「何やら本を読んでいたみたいですが?」

穂乃果「うん。私たちの今までの出来事とかライブとかをこの一冊の本にまとめようとしていたの」

穂乃果は紘汰達に持っていた本を見せると、そこにはこれまで起きた事を文章や写真を貼ってみんなに見やすいように作っていた。

ことり「なんだか懐かしく感じるね」

晴人「そうだな。思えば、学校が廃校になりそうな事を阻止しようと穂乃果ちゃんが最初に立ち上がったもんな…」

ことりと晴人は本の最初の1ページを読み始める。3年後に廃校を迎える音ノ木坂学院を止めようと穂乃果はスクールアイドルに手を触れて、ことりと海未を誘い出して始める。

ことり『ねぇ、海未ちゃん。私、やってみようかな?海未ちゃんはどう思う?』

海未『1人でやっては意味がありません。やるには、みんなでやらないと』

穂乃果『海未ちゃん…!』

あの時の言葉を思い出した穂乃果達は次のページを開く。ファーストライブをやって成功する事を願いながら始めたのは、キツイ練習、チラシ配り、楽曲や振り付けなどを一からのスタートだった。

海未『これから毎日朝と晩、ここで歌とダンスとは別に基礎体力をつける練習をしてもらいます』

穂乃果『1日2回も!?』

海未『そうです。やるからにはちゃんとしたライブをやります。そうでもしないと生徒は集まれませんから』

穂乃果『今度聴きに来るから、その時ダメって言われたらスッパリ諦める』

真姫『…答えは変わることはないと思いますけど』

穂乃果『だったらそれでもいい。そしたら、また歌を聴かせてよ。私、西木野さんの歌声大好きなんだ。あの歌とピアノを聴いて感動したから作曲お願いしたいなぁ〜って思ったんだ!』

海未が立てた練習メニュー、そして真姫が作った曲にワンステップ上がったかのように思った穂乃果達だったが、ファーストライブでは見てくれる生徒1人もいないという残念な結果だったが……

穂乃果『…やろう!歌おう、全力で!』

海未『穂乃果…』

穂乃果『だってそのために今日まで頑張ってきたんだから!歌おう!』

ファーストライブのために頑張ってきた成果を出し、見てくれる生徒が少ない中、成功する事が出来た。
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