ラブライブ!The School Idol Movie Full Throttle

□迫られた選択肢はどちらを選ぶのか
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雪穂「そうなの!あのライブ中継の評判がやっぱりすごかったらしくてあちこちで取り上げられてるよ。ほら!」

穂むらにお邪魔する事になった紘汰達は雪穂に色々と事情を聞いた。雪穂はアメリカでの海外ライブの映像をパソコンを開いて穂乃果達に見せた。

穂乃果「あっ!ほんとだ!」

花陽「アキバの街どころか、いろんなところで!」

紘汰「もう日本中、μ'sの映像が流れているって訳か!」

雪穂「大変だったんだよ?戻ってくるまでずっとお姉ちゃんを訪ねて…」

穂乃果「えっ!うちに来たの!?ファンの人が!?」

雪穂「うん」

雪穂の話によると、穂乃果がいない間、何人かが穂乃果がいるかどうか訪ねて来ており、その度に穂乃果の母と父が歓迎ムードで商売していたという。

雪穂「お母さんもお父さんも盛り上がって、『ようこそ!高坂穂乃果が住む穂むらへ!』って、毎回毎回お客さんが来たら言っていたけどね」

穂乃果「余計なお世話だよ!!」

雪穂「あははは…でも、そのおかげで売り上げが上がったって喜んでたけど…」

穂乃果「嘘!?お小遣いの交渉してくる!私のおかげで売り上げが上がったんでしょ!?もう少しアップしてもらわなきゃ!」

雪穂「う、うわあぁ〜!?」

紘汰「落ち着けよ、穂乃果!」

穂むらの売り上げが上がった事を狙った穂乃果は小遣いの交渉しようとするが、何故か雪穂に当たって言ってきた。

海未「待ってください、穂乃果!そんなこと言ってる場合ですか!?」

にこ「そうよ、人気アイドルなんだから、行動に注意しなさい」

にこはそう言うと、雪穂が淹れてくれたお茶を一口飲んでまた話し出した。

にこ「A-RISEを見ればわかるでしょ?人気アイドルというのは常にプライドを持ち、優雅に、慌てることなくするのよ。例えば…」

ここからはにこの妄想劇が始まる。場所は南の島、にこは水着姿でバカンスを満喫していた。その隣には、映司がにこの秘書として扱っていた。

学生1『にこちゃん今日はバカンスですか?』

学生2『うわぁ〜!綺麗〜!』

にこ『えへっ♪しょうがないわね〜。にっこにっこぬぃ〜』

「ぬぃーぬぃーぬぃーぬぃー」

希「何してるん…」

あまりの妄想がうっかり現実へと口を出してしまったにこ。

翔太郎「また変な妄想でもしてたんだろ?」

にこ「変な妄想じゃないわよ!イメトレよ!有名人になったμ'sは今こそ世界へ羽ばたき、さらに人気なり、夢のバカンスが待っているんだから!!」

雄輔「そんなアイドルお前ぐらいしかいねぇだろwww」

雄輔の発言を聞いたにこは冷静な顔でありながらも一発の拳骨で雄輔に喰らって倒れてしまう。

雄輔「痛いよ〜…」

にこ「とにかく!どこに目があるか分からないから、外に出るときは恰好も歩き方も注意すること!」

穂乃果・紘汰「ええっ!?」

花陽「そこまで気を遣うのは…」

弦太朗「ああ。逆に気付かれるかもしれねぇ…」

ことり「私もちょっと…」

凛「面倒くさいにゃ〜…」

にこの考えに誰も賛成の声がなかった。

絵里「それよりも前に…」

真姫・絵里「考えなきゃいけないことがあるでしょ!!」

絵里が話を変えようとすると、真姫も話し出すと真姫と絵里が同じように発言し出した。

穂乃果「考えなきゃいけないこと?」

真姫「分からない?」

絵里「こんなに人気が出てファンに注目されているのよ?」

映司「確かに、こうなってしまうと後から面倒だね…」

希「そうやね、これは間違いなく…」

絵里達の発言を聞いた穂乃果だったが、まだ何のことか分からなかったが、後日知る事となる。
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