ラブライブ!The School Idol Movie Full Throttle

□満天!アメリカ観光にゃ!
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それから、穂乃果達は観光用のボートで海を渡りアメリカの街並みを見物しに行った。

穂乃果「おーっ!」

凛「見えてきた!おっきいにゃー!」

穂乃果達の目の前にはアメリカのシンボルである自由の女神が立っていた。

翔一「間近で見るとやっぱデカイな〜!」

紘汰「何メートルあるんだよ、これ!?」

絵里「ガイドブックだと、93メートルはあるみたいよ」

絵里は手元のアメリカ観光のガイドブックから自由の女神の高さをみんなに伝える。

雄輔「なんだ、東京スカイツリーより低いじゃん」

翔一「当たり前だろ。それより高かったら腰抜けるだろうに」

雄輔と翔一の会話に穂乃果達は笑っていると、ボートは目的地である自由の女神像付近に着いて穂乃果達は記念の写真撮影を始めた。

穂乃果「撮って撮ってー!」

ことり「なんか穂乃果ちゃん、ヒーローみたい!」

穂乃果「えっへん!」

穂乃果は自由の女神像付近でヒーローのように片手を上げてポーズを決めると、カメラを持ったことりがシャッターを切った。

花陽「じゃあ撮るよ!」

海未「は…はい!」

花陽「ハ…ハ…ハ…ハックシュン!!」

海未「あっ!」

花陽は海未に写真を撮ろうとするが、タイミングが悪くズレてしまいながらシャッターを切ってしまう。

海未「大丈夫ですか?花陽」

花陽「うぅ〜っ…ごめん海未ちゃん。写真がズレちゃった…」

海未「あー……じゃあ、もう一回撮ってもらえますか?」

花陽「う、うん!」

花陽はくしゃみでピントがズレてしまい海未に謝ると、海未は花陽に再度撮ってほしいと頼まれて花陽は再びカメラを持って海未の写真を撮った。2回目はズレもなくちゃんと撮れていた。

花陽「良かった〜!」

海未「花陽、ありがとうございます」

花陽「うん!」

花陽は自分が撮った写真を見てズレてなかった事を喜ぶと、海未は写真を撮ってくれた花陽に感謝を言うと花陽はさらに喜んだ。

にこ「映司〜!にこの可愛くて、キュートなニコニ〜スマイルを撮ってよね〜♡」

映司「はいはい」

にこはいつものようにキャラをニコニーとして生かしたポーズを決めて、デジカメを持っていた映司が次々と写真を撮って行く。その頃、映司達と離れていた士は街並みの風景を愛用のトイカメラで撮っていた。

絵里「士くん!」

士「絵里か。もう次の場所に行くのか?」

絵里「ええ。士くんは街並みを撮っていたの?」

士「ああ。ちょっと自分に相応しい場所を探すみたいな感じで撮っているだけだ」

士の発言を聞いた絵里は少し浮かない表情をしていると、士は絵里の顔を見て聞き出した。

士「どうした?」

絵里「ううん。士くんが撮る写真はピンぼけばかりだから、ちょっと心配だな〜って思っただけよ♪」

士「ほっとけ」

絵里はそう言って士から後ろを向くと、思い詰めた表情を浮かべていた。μ'sが終わった後、士達も離れ離れになると寂しく思っていたが今は観光の真っ最中だったので気持ちを切り替えて次の場所へと向かった。
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