ラブライブ!The School Idol Movie Full Throttle
□海を越えて、いざ!アメリカへ!
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翌日、羽田空港では海未、ことり、弦太朗、晴人が先に到着して絵里達がいる場所へと向かっている途中だった。
海未「ことり、晴人、弦太朗、パスポートは?飛行機のチケットは?」
弦太朗「心配性だな〜。大丈夫だって!」
晴人「そう言って忘れ物しても知らないからな。ことりちゃん、忘れ物とかない?」
ことり「大丈夫。えへへっ」
晴人「ああ、大丈夫そうだな」
晴人の言葉にことりは受け答えるかのように手元から愛用の枕を取り出した。同じ頃、羽田空港から車で到着したのは真姫だった。
真姫「ありがとうパパ。行ってきます…ちゅっ♡」
車で送ってくれた真姫の父に真姫はお礼のキスをして絵里達がいる場所へと向かっていった。その隣で、翔一と渡と一緒に空港に着いた筈の雄輔が何故か迷子になっていた。
雄輔「あれぇ〜?あいつら、何処行ったんだ?ったく…」
その頃、空港内では矢澤家と映司で記念の写真撮影をしているところだった。
こころ「はい。では、いきますよ?みんなでにこやかに!」
「「「せーのっ!にっこにっこにー!」」」
映司「に、にっこにっこに〜…」
にこを含めた矢澤家は笑顔でポーズを決めて写真撮影するが、映司は苦笑いでポーズをして写真撮影したのであった。その向こうでは、アメリカへと向かう絵里に亜里沙と雪穂は絵里達のお守りを渡した。
亜里沙「はい。これ、お守り!」
雪穂「みなさんの分もありますよ!」
絵里「ありがとう。ところで、穂乃果は?」
士「姿が見えないな…寝坊か?」
絵里「士くん、ちょっと穂乃果探してくるから亜里沙達と一緒にいて!」
士「お、おい!ったく…」
絵里はそう言うと、穂乃果を探しに士達から離れていくと士はそんな絵里に気にして跡を追いながら走って行った。その頃、花陽、凛、渡、翔一は空港内を探索していた。
凛「すごいにゃ〜!」
渡「やっぱり空港内って広いんだね!」
花陽「そうだね……って、それより凛ちゃん、渡くん、そろそろみんなの所に戻ろうよ〜」
翔一「みんな心配して探しているみたいだぞ」
凛「う〜、テンション上がるにゃ〜!かよちん、見て回ろう!」
花陽「えっ!?ちょっ、ちょっと待って!だ、だ…誰か助けて〜!!」
凛は花陽の手を掴んで空港内を探索しに走り出していくと、花陽は助けを呼び叫びながら翔一達の元から離れて行った。その頃、空港の外では希はタロットカードを取り出して運勢を占っていた。
希「ふふっ。旅立ちには最高のカードやね♪」
翔太郎「おい希、そろそろみんなの所に戻るぞ〜」
希「はーい!」
翔太郎の呼びかけに希は嬉しそうな顔をしながら翔太郎の所へ駆け寄って行った。そして、ことり達と晴人達が集まっていくとまだ姿を見せない穂乃果と紘汰を心配していた。
花陽「穂乃果ちゃんがいないよ?」
絵里「まさか…」
海未「いえ、もう到着していると紘汰から連絡がありました」
雄輔「ん?あそこにいるのがそうしゃねぇか?」
雄輔の言葉に海未達は雄輔が指を指す方向に顔を向けると、そこは展望デッキだった。
絵里「穂乃果!」
穂乃果「ん?あっ、絵里ちゃん!みんな!」
絵里「何しているの?みんな集まっているわよ」
穂乃果「ごめんなさい。ちょっと紘くんと一緒に空を見ていたの」
絵里「空?」
穂乃果「うん。今から行くんだよ、あの空へ!見た事ない世界へ!」
穂乃果は空を見上げてそう言うと、絵里達も空を見上げていた。
映司「あの、邪魔して悪いと思うけど…もうそろそろ俺たちが乗る飛行機の時間が来ているよ」
にこ「ええっ!!?じゃあ、早く乗らないとまずいじゃない!!」
弦太朗「急げみんな〜!!!」
弦太朗の言葉に穂乃果達と紘汰達は慌てながら急いでアメリカ行きの飛行機を乗り始めて行き、穂乃果達と紘汰達は日本へ旅立ちに行った。
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