ラブライブ!The School Idol Movie Full Throttle

□エピローグ_僕たちはひとつの光…そして、未来へ_
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μ'sは6人となって、5人以上になったら部活申請できるという事で申請しようとするが、アイドル研究部という部活が存在していた。その部長を務めていたのが、にこだった。
彼女は一年生の時に部活を始めて、同級生2人と共にアイドル活動を始めたが、にこの目標への高さに追いつけなかった同級生2人は辞めて、にこはただ1人活動を続けていた。
しかし、穂乃果達はそんなにこを放ってはおけず、μ'sの7人目のメンバーとして誘い出す。

にこ『…こんな事で押しきられると思っているの?』

穂乃果『押しきる?私はただ、相談しているだけです。音ノ木坂アイドル研究部所属のμ'sの七人が歌う次の曲を!』

にこ『七人?』

初めて分かり合える仲間と出会えた。だが、それは偶然ではなく穂乃果がそうしようという考えからだった。みんなでやるからこそ何か生まれると…
そして、今だから出来る自分の新しい夢も…

にこ『今の私の夢は、宇宙No. 1アイドルにこちゃんとして、宇宙No. 1ユニットμ'sと一緒に、より輝いていくこと!……それが、一番大切な夢、私のやりたいことなの!』

いつも1人だけだった。でも、それはただ夢を諦めていただけ…仲間と出会えて、また一つ大切な夢や輝きを掴め始めた。


にこ「やっぱり、にこがいないとμ'sはここまでやっていけなかったわね〜!」

映司「にこちゃんのおかげなのかなぁ?」

士「いや、寧ろお前以外に誰か居ただろう」

翔太郎「それこそ偶然の出会いだな」

にこの発言に映司達は反論するかのように言葉を出してきた。それを聞いたにこはイラついた表情で映司達を睨んでいた。

にこ「な、何よそれ!!せっかくにこが泣けそうなシーンをセレクトしたのに、台無しじゃないのよ!!」

翔一「あからさまに用意しましたっていうの止めてもらえますか?」

にこは怒りながらそう言うと、翔一はすかさずツッコミを入れた。そんな中、次に本を触れたのは絵里と希だった。

絵里「ほんと、この時は懐かしく感じるわね…」

希「あの時の絵里ちは頑固やったもんね〜」

絵里「い、いちいち一言多いのよ!希は!」

希「ふふっ、ごめんごめん♪」

希の言葉に絵里は少し頬を膨らませて、そっぽを向くと希は絵里に向かって謝った。そして、希はその後にまた喋り出した。

希「でも、本当の事を言うと…あの時の絵里ちより、今の絵里ちが一番輝いとるように見えるんよ」

絵里「……それは希もよ」

絵里の言葉に希は驚いていたが、すぐに微笑み出す。それを見ていた絵里は本を次のページへとめくり始める。
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