ラブライブ!The School Idol Movie Full Throttle

□東・奔・西・走
4ページ/8ページ

それから、穂乃果と紘汰は一旦音ノ木坂に戻り部室へと入った。

穂乃果「ただいま!」

海未「おかえりなさい。A-RISEの方はどうでしたか?」

穂乃果「バッチリだよ!それで、メールの方はどうなっているの?」

海未「今、メールの返答待ちみたいですよ」

数分前、花陽からパソコンを使って今いるスクールアイドル達にライブについて一斉送信するのを士から頼んでいた。

花陽「うわぁ〜っ!すごいです!メールを送ったらすでに何件か返信が!」

穂乃果「本当!?」

紘汰「みんなもこのライブに参加したいみたいだな!」

返答してきたメールの内容からは「参加したいです!」「楽しみにしています!」などのコメントが書かれていた。

花陽「でも、中には話を聞いてからにしたいっていうグループもいて…」

絵里「確かに、いきなり出てほしいって言われても戸惑うかもしれないわね」

海未「電話できちんと説明したほうがいいかもしれません」

いきなりの誘いに他数のスクールアイドル達も考えおり、少なくとも全員呼び込むには時間がかかる場合もあった。

にこ「のんびり構えていていいの?時間はもうそんなに残されていないのよ?」

映司「まぁ…確かにそれは…」

真姫「じゃあどうするの?」

穂乃果「会いに行こうよ!」

真姫「そう、会いに行くのが一番! え?ええっ!!?」

穂乃果の発言に真姫は乗って同じような事を言うが、それを聞いていた真姫達は驚きの声をあげる。

翔太郎「ちょっ、待てよ!東京でもかなり広い範囲だぞ!?」

希「本気なん?穂乃果ちゃん!」

穂乃果「うん!行ける範囲は限られるだろうけど、直接会って!直接話したほうが気持ちもきっと通じるよ!」

晴人「そりゃそうかもしれないけど…」

ことり「でも、どうやって?」

穂乃果「簡単だよ!」

穂乃果はことりの質問に真っ先に答えようと真姫の顔を見て立ち上がった。

穂乃果「真姫ちゃん!」

真姫「ヴェェッ!?」

穂乃果「電車賃、貸して!」

「「「なるほど!!!」」」

真姫「なんでこっち見るのよー!!///」

みんなからの目線が集中してしまい、真姫は恥ずかしくなって顔を真っ赤に染めながらそう叫んだ。

穂乃果「よしっ!じゃあ3つのグループに分かれよう!」

次に行ったのは3つにグループ分けて勧誘していくスクールアイドル達を探していく事だった。

映司「1つ目は、ことりちゃんと花陽ちゃんとにこちゃん」

士「2つ目は、穂乃果と絵里と真姫か…」

翔太郎「3つ目は、海未と凛と希だな」

くじ引きの結果、3つのグループは上手く分かれたが、一つはユニットが出来てしまったが誰も文句は言わなかった。

翔一(まあ、今回は時間がないから仕方ないよな…)

紘汰「これで3つのグループに分けられたな。じゃあこれから各自に詳しく聞きたいって言っているスクールアイドルのところにそれぞれ向かいに行くぞ!!」

「「「はい!」」」

こうして穂乃果達は学校を飛び出し、話を詳しく聞きたいとメールで帰ってきたスクールアイドルに直接会って話そうと、3つのグループに分かれて向かい行った。
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ