スーパーヒーロー大戦シリーズ
□エピローグ〜仮面ライダーとプリキュアの絆〜
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仮面ライダー勝利編
1号とラブリーはお互いに攻撃して一歩離れると、ラブリーは腕に着けたラブプリブレスを光らせる。
ラブリー「愛の光を聖なる力へ、ラブプリブレス!」
ラブリーは腕に着けたラブプリブレスのダイヤルを回すと同時に1号はラブリーが仕掛けてくる攻撃を伺っていた。
ラブリー「プリキュア!ピンキーラブ…ッ!?」
ラブリーは両手に桃色のエネルギーを溜めて頭上にハート型のエネルギー光弾を現して1号に向かって放とうとするが、ラブリーは1号が構えている姿を見て何かに気付いた。
ラブリー「………」
ラブリーは無言のままハート型のエネルギー光弾を消して、地面へと降りた。
ラブリー「私の負けです!」
ラブリーの言葉に戦っていた仮面ライダー達とプリキュア達は動きを止めた。
薫「えっ、なんで?」
一夏「今攻撃すれば、ラブリーの有利だった筈だ…」
シャルロット「なのになんで?」
ラウラ「いや、ラブリーは1号の行動に気付いて攻撃を止めたんだ」
めだか「それに、1号はラブリーの攻撃を見極めて受ける構えをしていたんだ」
キョウリュウレッド「そういう事だったのか!」
ヤミ「正しく、戦いのプロフェッショナル…!」
海城「そうか。1号は反撃する余裕があったにも関わらず、ラブリーの最大の力を出し切ろうと待っていた!それほどラブリーに期待していたという訳か…」
ラブリー「その力の使い方でこそ、本当の強さなんですね」
1号「よくぞ気付いてくれた。流石だぞ、キュアラブリー!」
ラブリー「仮面ライダー1号…!」
そして、戦いの決着が着いた仮面ライダー達とプリキュア達はお互いに向き合った。
1号「志しは違っても、人類の未来を築き上げるのは若きお前達プリキュアだ!いいな?」
ラブリー「はい!」
鎧武「仮面ライダーとプリキュア、お互い外見や力や技は違っても…」
アギト「世界を守るために根本的な理由なんていらない」
ブラック「うん…」
ディケイド「俺たちヒーローとお前達ヒロインの戦いは永遠に続く」
ハート「はい!」
ラブリー「どんな事があっても、私たちは戦い続けるよ」
和解した仮面ライダー達とプリキュア達はお互いに手を差し伸べて握手をした。
アギト「今度また迷ったら、俺の店に来て。ごちそうしてあげるから」
ムーンライト「ありがとうございます。でも、もう大丈夫です」
ディケイド「あゆみ、これからもプリキュア達と一緒に戦うのか?」
エコー「はい。私の大事な友達…永遠の友達ですから!」
ディケイド「そうか…」
仮面ライダー達とプリキュア達が握手する光景を見ていたスーパー戦隊達は軽く頷いた。
トッキュウ1号「やっぱ友情っていいもんだなぁ〜」
キョウリュウレッド「ああ、ブレイブに感じるぜ!」
薫「あたし達もずっと友達だよな?」
葵「せやな!」
紫穂「ええ!」
一夏「俺たちもだよな?みんな!」
箒「そ、そうだな…///」
セシリア「で、ですが…///」
鈴「そんな大胆に言われると…///」
シャルロット「恥ずかしいよぉ〜一夏…///」
ラウラ「ば、バカモノ…///」
一夏「ん?」
ララ「いや〜、仲直りになってよかったね〜♪」
リト「仲直りっていうか、元通りじゃねぇか?」
ヤミ「そのようですね」
めだか「うむ。これにて、一件落着!!」『凜っ!』
善吉「(最後の最後でぶち壊したように感じるのは俺だけか…?)」
彼らと彼女らの戦いはこれからも続く。そして、ヒーロー達とヒロイン達はあの夕陽が沈むまでずっと見つめていた…。