ToLOVEる×仮面ライダー ダークネス・ゼロ

□第24話 覚醒への路(悪夢編)
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仮面ライダー達がTo LOVEるの世界に来てから2ヶ月ほど経った頃、リト達彩南高校の生徒達は後期新学期を迎えた。

リト「ふあぁ〜。眠い…」

士「もう夏休みが終わったのか…」

ナナ「なんか楽しみが減った感じで辛いな〜…」

彩南高校に通うリト、ナナ、そして教師を務める士は夏休みが終わり新学期を迎えたことで憂鬱を感じていた。

モモ「何言ってるんですか?3人とも。今日から新学期なんですから、しっかりして下さい」

ララ「そうだよそうだよ!新学期だよ!また学校でみんなに会えるなんて嬉しいよ〜!」

弦太朗「だよな!春菜や唯とまた久々に友情のしるしを交わしたいぐらい楽しみだぜ!」

新学期を迎えて興奮するララと弦太朗。すると、結城家の玄関を閉めてやってきた美柑はそんなララと弦太朗を見て少しため息を吐く。

美柑「はあぁ〜…」

弦太朗「どうしたんだよ美柑。ため息なんかつきやがって」

美柑「ララさんと弦太朗さんが羨ましい…」

ララ「どうして?」

美柑「だって私の学校なんか下駄箱にラブレターとか色んな物が入っているんだよ?高校はそんな大胆なことしないっていうか…」

リト「(それは美柑がただモテているだけだと思うけど…)」

ため息を吐く美柑を見た弦太朗は美柑の肩をポンッと置くと、弦太朗は笑顔で美柑の顔を見る。

弦太朗「気にすんなって、そんな事。ラブレターなんてこっちの方が羨ましいぜ。相手の気持ちをちゃんと受け止めている証拠じゃねぇか!」

弦太朗の言葉に美柑は少し肩の力が落ちた。弦太朗にはこの話は難しかったと美柑は思ったが、少し気が楽になった。

美柑「ありがとう、弦太朗さん。なんかちょっとだけ元気出たかも」

弦太朗「そうか!良かったな!」

それから弦太朗達は学校に向かって登校し始めた。その頃、一つの電柱の上でタブレットを操作していた金色の闇(ヤミ)が見ていたのは『黄金の果実』だった…


OP:secret arms
♪:Ray
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