逆巻家での舞踏会T

□上に股がって/カナトver
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砂糖をスプーン2杯程入れて、もう一回かき混ぜる。




貴「........ふぅ、こんなもんかなっ」

焦げた色が見えないくらいクリームが元の色を取り戻すと、

貴「.....ーー、大分元の味に戻ったと思う。」


人指し指でクリームを掬い、味を確かめる。


これくらいなら焦げた後が甘みで塗り潰されて分からないくらいだ。

貴「これなら分からないと思う、ねぇ....カナトくんも」
カナト「これじゃ貴女になんの示しも付かないじゃないですか!....そうです、君が口移しで食べさせればいいんです。」





貴「...........え?」

口移し?


口移し?っていうとあの?朽ち打つしとかそういう言葉あわせじゃなくて?

唇と唇を合わせて口の中のモノを移しかえるみたいな?

そして運悪くDキスに発展しそうなやつ?




貴「ぇえ!!?///..なっカナトくん!?そういうの嫌なハズじゃ..」

カナト「これは貴方に恥らせることが一番の目的です。僕は別に構わないんです。」


いや、あの....てゆーか私やり方さえ知らないんですけど、


そして私があわてふためいている姿を楽しそうに見つめるとなんともまぁドSっぷりを炸裂した。



カナト「それだけじゃアナタには足りませんねぇ......、僕の上に乗ってください。」


貴「........はぁあ!!?//なにいってるの!そんな....私重いよ!?」

カナト「馬鹿ですか?僕はヴァンパイアです...君ごときで重いとでもいうと思いますか?」


......思いません。
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