BOOK 黒子のバスケ2

□高尾×緑間09
1ページ/1ページ


 あーあ、雨降りそうだね。
 せっかくの七夕なのに……。
 真ちゃんの日頃の行いはバッチシのはずなのに?
 ラッキーアイテムも持ってるのにな。
 真ちゃんの誕生日はいつも雨っしょ。

 これも運命、って?
 ブッフォ、いや、まぁ、梅雨だし仕方ないのもあるけどさ。
 ぜってぇ織姫と彦星のせいっしょ。
 浮かれて遊んでばっかだったから?

 うん、真ちゃんはそんなことなさそうだよね。
 あーでも、オレが寝かさないかも。
 うん、一晩中えっちすんの。
 ちょっ、痛いって痛い!!
 もー、真ちゃんはお堅いんだから。
 今更照れんなって。

 あだだだ、ちょ、タンマ!!
 頭押さないで、カチューシャ刺さって地味に痛いから!!
 つーか、照れてないってその顔で言うなよ。
 耳まで真っ赤だぜ?

 可愛い……照れてる。
 オレのエース様、真ちゃん。
 誕生日おめでとう。
 愛してんぜ。


END

2014/07/06

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ