BOOK 黒子のバスケ

□紫原×赤司01
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 赤ちんはよく、オレのことを犬扱いする。
 こないだだって赤ちんがエロかったから飛びついたら、「躾がなってないな」って。
 大体、オレの飼い主は赤ちんじゃん。

「ねーえ。まだー?」
「まだだ」

 シャツのボタンを留めながら、赤ちんが答える。
 合わさっていないおヘソの方がちらちら見えてエロいと思うのは、きっとオレだけじゃないはず。

 我慢できなくて、そうっと手を伸ばすと、

「待ても出来ない犬は嫌いだよ」

 と、ニッコリ。

 こうして今日も、オレは赤ちんに構ってもらうためだけに忠犬敦公を演じる。


END

2013/07/14

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