BOOK 黒子のバスケ
□紫原×氷室03
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「んー、はむッ」
耳に齧りつくと、室ちんはピクッと肩を揺らした。
そのままペロペロキャンディを舐めるように舌を這わせたら、か細い声が漏れ出た。
室ちんって、ぜーんぶ甘いんだよね。
耳も、首筋も、ぺたんこな胸も。
あっちこっちペロペロ舐めたら、室ちんは指先を吸っただけでも声を上げるようになった。
ああそうだ、食べるときには感謝して食べなきゃいけないんだっけ。
ちょっと思い出すのが遅かったけど、言わないよりマシだよね。
「いただきまーす」
END
2013/07/14