BOOK 黒子のバスケ
□黄瀬×笠松03
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「何か、以外だったっス」
夜道を歩きながら、オレは呟いた。
「言うな…」
隣を歩く笠松センパイは、不機嫌な顔をしてるけど、真っ赤。
耳まで赤い。
黒子っちと緑間っちの試合の後、センパイを誘って行ったお好み焼きやさんで、黒子っちたちと遭遇。
祝勝会的なムードのとこに緑間っちとその相棒くんまで来て……なんだかお好み焼きの投げ合いに結局はなった。
(ホント、何でなんスかね)
火神っちの撃ったお好み焼きを緑間っちが避けて、それが笠松センパイに直撃。
切れた笠松センパイが(ここまでは普通だったんスけど)何でかオレにもお好み焼きを撃つように命じて、緑間っちたちも参戦してお好み焼きが飛び交う事態になった。
(ムキになったセンパイも可愛いなぁ)
なんて、シバかれるからこれ以上は言わないっスけど。
「見たことないセンパイを見れて嬉しかったっスよ」
END
2013/04/09