BOOK ダイヤのA

□倉持×春市01
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 自分はまだまだなんだって思い知らされる。

 昔から、僕の憧れは兄貴だった。
 兄貴みたいになりたくて、プレースタイルも真似をして。

 でも、今の僕じゃただの兄貴の劣化版なんだ。
 倉持先輩が苛立つのも、無理はないよね。

 兄貴と倉持先輩がそうだったように、倉持先輩と対等になりたい。
 2人で二塁ベースを挟んで、内野を守りたい。

 足の速い倉持先輩に置いて行かれないように、僕も成長するから。
 追いつくまで、

「……待っていてください」

 小さく、呟いた。


END

2014/11/17


後書き

 倉亮も好きですが、倉春(倉←春)も好きだぞ。
 二遊間は最高です(//▽//)
 亮春も好きです←

 言い訳ですが、俺はこの段階で23巻までしか読んでないので、倉持が春っちに苛立つシーンも見たわけじゃねぇんです。
 したがって、原作と矛盾するところがあっても、生暖かい目で見てやってください。
 (こっそり指摘してくれるとありがたいです)

 閲覧ありがとうございました。
 お粗末さまでした。

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