BOOK 家庭教師ヒットマン REBORN!!

□山本×雲雀03
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 5月5日、子供の日。
 並中風紀委員長さまの、誕生日。

 ◇ ◇ ◇

「おっ、いたいた」

 並中屋上。
 昼寝をしていた僕の上に、さっと影が差した。

「応接室にいなかったら、きっとここだと思ったのな」
「……何用なの」

 寝起きも手伝って声は不機嫌だ。

「ヒバリ今日が誕生日って聞いたからさ、」
「だから何だっって言うの」
「戦おうぜ」

 ……は?

「ヒバリが誕生日って知ったはいいんだけど、何あげていいか分かんなくて。でヒバリの好きな物は何なのな〜って考えたら――“戦闘”だったのな」

 薄く笑い、立ち上がる。

「弱かったら、許さないよ?」
「強くなったのは、ヒバリだけじゃねーさ」

 僕はトンファーを構え、山本武も竹刀を変形させる。
 トンファーから玉鎖を出して、僕の誕生日祝いは始まった。


END

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