花蝶翠月

□3章「遂に原作に入りました」
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エクソシスト…

それは

神に魅入られた者達

彼らは闇より現る

禍々しきものを

葬るためにある…






「ねぇ、知ってる?この教会で人が何人も消えてるんだって。」

「ここ、今は使われてないからお金のない旅人がよく泊まるんだ…。」

「そして 朝になると旅人の姿はなく…服だけが残ってる…」

「呪われてるんだよ。だってここ…二年前にも事故で…………」




仮想19世紀末

そこは 蒸気に紛れ

奇怪な事件が

起こり始めていた……






一人の女性が教会をじっと見つめていた


チャールズ「モア!…本当に入るのか?」

モアと呼ばれた女性は、声のした方に振り向く

モア「町の人から、この教会について苦情が殺到してるの。人間が消えたのなんだの。」

チャールズ「知ってる…呪われてるんだろ ここ?」

モア「はぁ…チャールズ…それが警官の台詞?」



溜め息をついて、言う。

モア「どうせ、誰かが流したタチの悪いホラよ。調べればわかるわ。……この教会は呪われてなんかない!!」


チャールズ「わ…わかったよ…」


《ギィィィィイ》


そんな音とともに扉が開く




教会のなかは…かなり荒れていた


チャールズ「うわ…荒れ果ててるなぁ…」

モア「こんなところにホントに旅人が泊まったりするのかしら…」



チャールズ「ぎゃあ!」

モア「なに!?」












その頃…



はるか「えー。こんなとこにアレンと猫いるのー?」

麻琴「怖いのか?」

はるか「怖くねぇよ!」←と、言いながら震えてる





そして、またまたその頃…





アレンが、捕まっていた



アレン「ーへぇ…ここってそんな、物騒な噂があるんですか。

僕は、今朝この街に来たんですけど

ここの前を通りかかった時

野良猫に大事なモノを喰われちゃって…ずっと探し回ってたんです。」



モア「……」←怪しんだ目

アレン「ほ…本当です!師からの預かり物で失くすわけにはいかないんです!!」


麻琴「おー。いたいた。」

はるか「アレン〜〜探したよ。あ
猫ちゃん見つけたんだ。」

そして、今のアレンの状態を見て二人は、かたまる



麻琴・はるか「「…お邪魔しました〜」」

アレン「変な誤解しないでください!」


はるか「…アレンってそういう趣味だったんだー。実はMだったの?」

麻琴「さ。ウチらは帰るか」




そういって、帰ろうとしたとき



モア「ちょっと、待ちなさ…「ギャアアアアアアア」…!?…貴方たちはここにいて!」


モアは、部屋を出ていった


はるか「!?…まさか…」

麻琴「AKUMAか!?」

アレン「ちょっ…解いてってくださちよ!」

三人は、下へとかけ降りる




モア「な…に?…苦し…い」

アレン「気をつけて。この死体の死臭は有毒です。」


はるか「アクマに…殺されてる」


モア「あ……」

そういって、モアは、気を失った


アレン「ちょっ…お巡りさん!?」


はるか「大丈夫。気絶してるだけ。」

麻琴「そんなことより、こっから早く出ないと俺らはともかく、この人が大変だぞ。」




そうして、教会をでた…




































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