最高神様も問題児たちと一緒にやってくるそうですよ?

□プロローグ
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暗い



月明かりしかない部屋に一人の少女がいた。



紺瑠璃の瞳に髪。



純白の肌。



巫女装束のようなものを着ていて、



足には、枷がついている。



すると、ドコからともなく一通の手紙が落ちてきた。



「誰、かしら。・・・ここに落ちてきたという事は、私に用なのよね?」



ビクビクしながら封を切る。



『悩み多し異才をもつ少年少女に告げる。
そのギフトを試すことを望むのならば
己の家族を、友人を、財産を、世界の全てを捨て、我らの箱庭に来られたし』



「?何でしょう。このギフトとは。」



次の瞬間



「え?」



「わっ」



「きゃ!」



他にも人がいるようだが気にしていられない。



しぬ。



そう思った。



(能力を・・・。駄目。使えても自分1人しかっ!)



だが、湖があって死ぬことは、無かった。




 

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