籠球男子、奮闘記!

□設定
1ページ/1ページ


国内某所

新芽の香りが混じった爽やかな風を浴び、綺麗なマンションの前に立ち尽くす少女。



少女の名前は
綾野鞠奈(あやの まりな)
とある大人の事情により、今日からこの寮に住むことになった。


『ここが私が今日から住む寮…緊張する…。』

寮が綺麗なマンションとは贅沢な設定である

自動ドアをくぐり、渡されていた鍵と登録済みらしい指紋認証でセキュリティを突破


部屋番号がわからず困っていると
後ろから声をかけられた


相「着いたのね!話は聞いてるわ!とりあえずこっちへいらっしゃい!」


そう声をかけてきた制服姿の女の子が、一室へ案内してくれた


相「ここはこの寮の管理室よ、まぁ座って!あっ、私は2年の相田リコ!たまにここに来て寮の管理をしてるの。」


相田リコと名乗った女の子の横に、桃色の髪の女の子が座っている


(おっぱい大きい…)


桃「はじめまして、私は桃井さつきです。さつきって呼んでもらえると嬉しいです。よろしくお願いします。」


ニコッと柔らかい表情を浮かべる


戸惑っていると
リコちゃんがこの寮について説明してくれた


この建物は8階建て
2階 誠凛
3階 海常
4階 秀徳
5階 桐皇
6階 陽線
7階 洛山

と、各階に高校くくりで強豪校のレギュラーバスケ部員が住んでいるらしい

1階はロビーや管理室
8階は全て空き部屋となっている
各階にもいくつか空き部屋があるようだ


現在はそれぞれ元の学校ではなく
藤巻高校という学校に統一して通っているらしい


相「で…、なんでこの面々が一緒に住んでるのか、なんであなたも住むことになったのかは……都合のいいように考えてちょうだい!」

大人の事情のようだ


桃「あの…悪い人はいないんだけど、その、気をつけてください。特に大ちゃ…青峰くんには!」


相「大丈夫だとは思うんだけど、困ったことがあったらいつでも頼ってちょうだい。部屋なんだけど、フロアに誰も住んでない8階がいいわよね、案内するわ!」


あっさりとした説明を受け、早速部屋へ案内された

途中使用したエレベーターは
このマンションにしては少し小さく感じたが、不便はない






相「ここよ!鞠奈ちゃんの荷物運んで運んであるから、今日は片付けをして休んだ方がいいわね。男どもには今日は絶対8階には行くなって言っておくから。それじゃ、何かあったらまた!」

マンションの見取り図、どこの部屋に誰が住んでるかが書いてある紙と、困ったときの連絡先をさつきちゃんから受け取り、2人と別れた



2人はここには住んでいないらしい



籠球男子、奮闘記!
はじまります

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ