嵐小説
□勉強はディナーの前に致しましょう。
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「 たっだいま〜。 」
「 お帰り、慎。 」
時計はすでに深夜2時を回っている。
「 親父、まだ起きてたのかよ。 」
「 そんなことはどうでも良い、御前こんな時間まで何処で何をしてたんだ。 」
「 別に、普通に遊んでた。 」
どうせまた説教だろ、もう聞きたくねえよ。
俺はそのまま2階に向かうために足を進めた。
「 御前には弁護士になってもらわないといけない。明日は家に居ろ。 」
後ろから親父の声が聞こえてくる。
誰が家に居るかよ、勉強ばっかの生活何かもう嫌だわ。
そのまま何も言わずに1階を去り自分の部屋へと向かった。