蒼の旅路
□第六章
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私の5歳の誕生日から1ヶ月、つまりお父さんが帰ってきてから1ヶ月がたった今日、どうやらお父さんはまた海へ行くらしい。
いや〜この1ヶ月は本当にあっという間だった。
毎日お父さんと遊んだり、お父さんとお母さんがイチャイチャしたり、親子3人でのんびりしたり、お父さんとお母さんがイチャイチャしたり………
前世の私の家族は不仲ではなかったけど、特別仲が良かったわけではなかったから、親子3人で仲良く過ごす時間は本当に大好きだ。
まあその分、時間が早く過ぎていったように感じるだろうけど………。
話が変わるが、今、私とお母さんは少し遠出する準備をしている。
いつもお父さんは目立たないように一人でバテリラにきて、目立たないように一人で船まで戻るのだが、どうやら今回は違うようで、バテリラの隣島まで私とお母さんはお父さんのお見送りに行くらしい。
どうして今回はお見送りに行くのか知らないが、お父さんの船─オーロ・ジャクソン号─をこの目で見れるので私は大満足だ。
それにもしかしたら若いレイリーさんや幼いシャンクス(え?バギー?私は知らん)を間近で見られるかもしれない。
とにかくそういうわけで、話を聞いた昨日の夜からワクワクして、落ち着かない私であった。