クイーンレッド
□クイーンレッド
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序章
「だめっ。お願い、触らないで」
「口ではそういうくせに、ココこんなにびちょびちょにしやがって。ったく、素直じゃねぇなあ」
「やだ、ちがう! ちがうってば…!」
私、新木菜穂子。
いま、真剣にAVを観ています!
しかも私の場合、普通のセッ○スじゃ物足りなくて、アブノーマルなものにしか興奮しないんです。
どうして普通のじゃダメなのか、皆目検討もつかないのだけれど…。
縛られたり、強引に犯されたり、ア○ルセッ○スされたり、二穴同時挿入されたり、浣腸されたり…。
そういうのが、理想…かもしれない。
考えれば考えるほど、自分が変態になっていきそう…。
いや、もうなっているのか…?
でも痛いのは嫌いだけど!
そんな性癖を隠して生きていくのも、あながち悪くない。
だが変態?な自分の本性をさらけ出される日が来るとは、夢にも思わなかった。