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□チョコレートの渡し方
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にこまき

in生徒会室

ガチャッ

まき「あれ、希たち呼びに来たのに誰もいないわね」

にこ「うんうん。じゃあ来るまで2人で待ってようか(さりげなくチョコを渡すチャンスキタコレですな)」

まき「そうね…(また何か企んでるのかしら。顔に出てるわ)」

にこ「…ねえ真姫ちゃん」

まき「な、何よ」

にこ「ちょっと目をつむってくれる?」

まき「はぁ?///が、学校ではダメっていつも言ってるでしょ⁉(やっぱりキスするつもりなんだわ)」

にこ「(学校ではダメ?ああ、絵里に見つかったら没収だもんね)見つからなきゃいいじゃないのよ!」

まき「わ…わかったわよ。その代わり私からするわ。一度だけだからね?さっさと目を閉じてよ」

にこ「う、うん//(まさか真姫ちゃんがチョコ用意してくれてたなんて)」

……チュッ

にこ「⁉ま、真姫ちゃん//」

まき「な、何よ、そっちが先に言ったんでしょ⁉」

にこ「えーー⁉」










のぞえり

帰り道

のぞ「絵里ち。ウチ、さっき夫婦喧嘩を見た気がする」

えり「何それ?」

のぞ「実は、かくかくしかじかやねん」

えり「ハラショー…。あの2人、付き合ってたのね」

のぞ「絵里ち、知らんかったの?」

えり「知らなかったわ。ということは希は知ってたの?」


のぞ「あの2人を見てたらわかるやん。真姫も、結構かわいいところあるんやなぁ」

えり「……そうだね」

のぞ「まあウチは絵里ちが一番かわいいと思うけどな♪ちょっと嫉妬した?」

えり「してへんわ」

のぞ「関西弁うつっとるよ?ホンマに絵里ちはかわいいなぁ。チューしていい?」

えり「ん…」




おわり
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