とある本編の奇蹟

□第一話 奇蹟は身を宿して帰す
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一方、上条宅。

上条当麻とインデックスは、いつものように食の軽い揉め事をしていた。

禁書「とうま!なんでスフィンクスは良くて、私には食べさせてくれないの!?」

上条「だ〜か〜ら!お前はつまみ食いの段階で全部食っちまって夕食の分が無くなるからだっつってんだろうが!」

禁書「私は食べることが仕事なんだよ。スフィンクスばかりに、そんな仕事はさせないんだよ!」

上条「俺の反論を華麗にスルーして自分の意見を押しつけるなぁ!」

禁書「お・な・か・へ・っ・た〜!!」(ガブッ!!)

上条「んぎゃぁぁあああ!!!」


ピンポーン♪

理不尽による悲痛の叫びの後、何者かがチャイムを鳴らしてきた。

禁書「む、お客さんかも。」

上条「いてて•••インデックスさんは少し引っ込んでなさい。」

禁書「むぅ•••」

上条(ガチャッ)「は〜い、どちらさまで•••!?」

訪問者を確認した途端に、上条の言葉が止まった。驚いたのだ。

何故なら、その人は三ヶ月近く前の事件で消えていったはずの、






アリサ「お久しぶり、当麻くん。」


鳴護アリサだったのだ。
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