ジョジョ3

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エンヤ婆を倒し捕えることには成功したがそれに手間取っているうちにホル・ホースに車盗まれ逃げられた。そういえばここ、こういう展開だったわ。なんでホル・ホースは自分の乗ってきた移動手段使って逃げないんだよ。ふざけんな盗人野郎!ジープってめっちゃ高いんだぞ!お金払ったのはジョースターさんだけどな!

というわけで足がなくなってしまったので近くの町まで歩いていきそして馬車を買った。この20世紀に選んだ移動手段が馬なの?という質問はしないでいただきたい。単純にみんな乗れるだけの車が売ってなかったんです!ついでにテレビも売ってなかったから調達できませんでした。パキスタンの山奥はまだまだ発展する余地がありますね。

そんなこんなで馬車で旅をつづけパキスタン最大の湾岸商港都市カラチに到着した。この街は豊かそうだ。きっとテレビも車も手に入れられるだろう。

しばらく街中を歩いているといい匂いがしてきた。そういえばおなかすいたなー。ジョースターさんもそう思ったらしく馬車をとめその店にいくと値段交渉を始めた。ああ、このやりとり覚えてるよ。確かジョースターさんがうまく値段交渉して最初に提示された値段の半額以下までまけさせることに成功するけど結局ぼられてたって話だよね?外国での買物は怖いです。でも今はお金ぼられるよりももっと怖いことがある。なんで新手の刺客が堂々とパキスタンの街中でケバブとか売ってるの?それがあなたの本職なの?取り敢えずジョースターさんの手の中にあるケバブは食べないでおこう。

ジョースターさんはこちらを見てぎょっとした表情をすると『その婆さん目を覚ましているぞ!』と叫んだの。すぐさまエンヤ婆さんの方を見るとエンヤ婆さんはおびえた顔で前を向いていた。その視線の先にはあの新手の刺客がいた。



「なぜじゃ。わしがDIO様のスタンドの秘密をしゃべると思ったのか!」



そういうとともにエンヤ婆の体内から触手が現れ馬車を破壊して。ちょ、DIOの肉の芽の威力すごすぎだろ。馬車破壊できるほどのパワーがあの小さい肉の芽にあるの?そしてたしか典明とポルナレフはこれが頭に埋まっていたんだよね?よくお前ら無事だったな。

エンヤ婆の顔は肉の芽のせいでもはやモザイクなしでは見れないほどグロテスクになっていく。これ放送しちゃってもいいのだろうか?いくら深夜といってもダメなものはダメだと思うの。私は思わず目を背けた。これを直視できるほど私の精神は強くない。

エンヤ婆は結局自分を裏切ったDIOのことを何一つしゃべらずに死んでいった。みんな陰惨な表情をしている。こんなに後味悪い出来事はそうそうない。

当然怒りの矛先はスティーリー・ダン向かった。5対1で奴を囲む。スティーリー・ダンは呑気にコーヒーを飲んでいた。そのコーヒーどこからでてきたかが素朴な疑問です。



「俺は妹のこともありエンヤ婆には複雑な因縁があるがそれでもてめえを許さねえ!殺す!」


「5対1だが躊躇しない。覚悟してもらおう」


「おい、タコ。余裕があるふりをするんじゃねえ。てめえがかかってこなくともこっちはやるぜ」


「ふっ、どうぞ。だが君たちはこのスティーリー・ダンに指一本触ることができな『オラァ!』



スティーリー・ダンがそういうと同時に承太郎がスタプラで奴を殴った。めちゃめちゃ触れてるじゃん。ザマー!と言ってやりたいところだが同時にジョースターさんまで吹っ飛んだ。これがスティーリー・ダンの戦略でスタンドが受けたダメージは本体が受ける性質を利用しジョースターさんにダメージを与えたのだ。まったくもって姑息な奴だ。だけれども有効だからつらい。さらにスティーリー・ダンは掃き掃除をしていた子供にチップを渡し自身を殴らせた。そういわれた子はなんだこの変態、ドMかとさぞかし驚いたことだろう。

落ち着いたオーラで登場したのにもう小物臭でいっぱいだよスティーリー・ダン。このままじゃまずいということでジョースターと典明とともにその場を離れる。ポルナレフも慌てて後についてきた。

ダンに変なことされても困るから承太郎は残していく。すまん承太郎。楽しくないダンとのデートを頑張ってくれ。承太郎と一緒にいてもやることないので典明について街中を走り回る。そして電気屋を見つけテレビをゲットした。

テレビにハーミットパープルの能力により敵スタンドが映し出された。どうやって倒せばいいのだと泣き言をいうポルナレフに典明がスタンドを小さくして中に入り僕たちで倒すという。やばい、典明が優秀すぎて怖い。君ちょっと賢すぎるよ。さすがチームのブレーン、頼りになります。

こうして二人のスタンドはジョースターさんの脳内に入っていった。うんうん、頑張って!…あれ?私やることなくない?だってスタンド持ってない私にはラバーズ倒す手伝いなんてできないし本体をどうこうすることもできない。やばい役立たずだわ。まあ何もしなくても典明がなんとかしてくれるからいいか。典明ファイト!

しばらくすると無事典明とポルナレフがラバーズを倒すことに成功しラバーズはジョースターさんから出ていった。この後は承太郎によるお仕置きタイムが始まるのだろう。興味ないや。じゃあ早く次の街に行きましょうか。

その後ラバーズを倒した承太郎と合流し次の街を目指す。承太郎はやれやれというような表情をしていた。

ダンといいイエローテンパランスの使い手だったラバーソールといい承太郎の相手って小物臭のする似非イケメンばかりだよね。そりゃ疲れるわ。ドンマイ

そんな感じででラバーズも倒し私たちは次の街へ向かうのだった。


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