ジョジョ3

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3人で元の通りに戻るとホル・ホースが戦いを挑んできたがJ・ガイルがやられたと聞くとすたこらサッサと逃げ出した。こういう思い切りのいいところが君の良さだと思うよ。だからこれにコリてもう戦い挑んでくるのやめてください。めんどくさいんです。確かこの後もう一回ほかのスタンド使いと手を組んで向かってくるんだよな。はー

逃げるホル・ホースを追っていると承太郎達と合流した。ホル・ホースはどうやら承太郎たちのいる方角に逃げてしまったらしい。恐ろしく運が悪いな、かわいそうに。承太郎がアブドゥルさんの埋葬は終わったという。その言葉でみんなが鬱蒼な表情になったが、その瞬間承太郎が私と典明にだけ『本当はアブドゥルは生きてる』と耳打ちしてきた。勿論ポルナレフには秘密だって。奴は口が軽いから。了解です!

そして何も知らないポルナレフがアブドゥルの仇!とホル・ホースに向かって剣を突き立てようとした瞬間横から出てきた女性がポルナレフに飛びついた。

お逃げ下さいホル・ホース様ぁー!という女性。ホル・ホースはあっさり逃げました。愛してるからとかなんとか意味の分からないこと言ってたけど奴が女の敵であることはわかった。女身代わりに自分だけ逃げるとかどうよ?やっぱり奴を生かしといてはいけなかった。次はきちんと討ち取ろう

で、残ったこの女性。美人だけど実はDIOの刺客なんだよねー。なんか肉体改造できる能力で自分を美人に作り変えることができるらしい。なんという羨ましい能力。私もほしい。私も胸を重点的に肉体改造してください。

そういえばこの人ホル・ホースを助けたけどそれってDIOの仲間だから?それともガチでホル・ホースの恋人の一人だったから?後者だったら面白い。ホル・ホースは知ってたのかな?自分の恋人が実は巨体のアレな女性だったって。是非ともバラしてやりたいぜ

ジョースターさんが怪我した女性に近づき手当をする。確かこの瞬間に血を付着させてスタンドをジョースターさんに憑りつけたはず。なんとかできないかなー



「よし、これでいいな」


「ジョースターさん、血がついてますよ。ふきましょうか?」


「おお?こりゃすまん。頼んだわい」



取りあえず速攻ジョースターさんの腕に着いた血をふき取る。これでなんとかなればいいなー。ならないかなー。ならないか。

ベナレスへ向かうバスの中、ポルナレフが女性ネーナを説教という名で口説いている時ジョースターさんが腕の痛みを訴え始めた。

見ると腫れていて痛そうだ。ポルナレフが無神経に人の顔に見えるとか言ってるけどめっちゃ当たってるよ。それ人になるんだよ。実際にみると腫れ方が半端ない。うわー、グロー。憑りつかれたのが私じゃなくてよかったよ。

さてさて、このままいくとジョースターさんは医者を殺し義手をボロボロにされ大苦戦を強いられる。負けるわけじゃないけど人も死ぬし何とかできるなら(私の手を汚さず)何とかしたい。

解決法は簡単だ。女帝は他人に寄生するやっかいなスタンドであるがスタンド自体はそんなに強くない。なのでジョースターさんを一人にしなければいいのだ。そのために誰をついて行かせればいいか。では誰がいいか。そんなのもちろん決まってる。最強無敵で主人公チートも備わった承太郎だ。

ジョースターさんは医者に行くという。うん、いまだ!



「承太郎、ジョースターさんの付添いに行こう!」


「ん」


「なんじゃと?」



ちょっと驚いた表情で承太郎とジョースターさんがこちらを見るがここは妥協しないからな!承太郎をついて行かせればこの問題は解決するのだ!押し切ってやる!



「ほら!大切な家族が怪我したんだから付き添わないと!承太郎だっておじいちゃんが心配でしょ?ね?ね?だろ?」


「あ、ああ」


「いやわしは一人でもええ。年寄り扱いしないでくれ。皆は観光でもしててくれ」



承太郎は押し切れそうだがジョースターさんは嫌っぽい。だがここで怯む私じゃないぞ!

だってここを許すと女帝に好き勝手されてあげくジョースターさんは指名手配されこの国にいれなくなるんんだもん!そんな逃亡者のような出国はごめんだ。優雅に旅立たせてくれ



「いやいやいや!ジョースターさん!これはジョースターさんを年寄り扱いしているとかじゃなくて家族としての義務なんです!その腫れ尋常じゃないですよ?ひょっとしたら手術とかしないといけないじゃないですか!そんなときに一人だと心細いですよ?家族が傍にいてくれたら心強いと感じますよ?ね?ね?それにいつ敵スタンドがくるかわからない。手術中に来られたら危険ですよ?でも承太郎がいれば安全です!絶対に承太郎はつれていくべきです!!」


「そこまで言われるとそうかもしれんのう。承太郎、ついてきてくれ」


「やれやれ、わかったぜ」



遂にジョースターさんを説得し承太郎を付き従わせることを成功したぜ!いえーい!ふふふ、後ろから女帝の歯噛みが聞こえてくるな。これで君はジョースターさんに手出しはできまい。できたとしても承太郎に返り討ちにされるだけだ!

ふー、これでのこりのインドの旅が快適になるね。やったー!じゃあのんびり観光でもしようか。



「ナマエちゃん、一緒にこのあたり見て回ろうよ。今ナマエちゃんが言った通り一人で出歩くのは敵スタンドに遭遇したときに危険が伴うからね。一緒にいよう」


「おお!それはいいね!うん、一緒にまわろう」



典明というボディーガードを得た私は快適かつ安全な観光を楽しむことができた。

ちなみに女帝は原作通りジョースターさんの腕から出てきたらしいが承太郎にオラされてあっさりやられたらしい。ご愁傷様です。

そして何故か承太郎の機嫌はとてつもなく悪くなった。どうやら私と典明が観光してたのが気にくわないっぽい。

なんだ、お前も観光に行きたかったのかよ。いやまあ確かに敵スタンドとおじいちゃんのお守り押し付けて二人だけ楽しんだのは悪かったわ。ごめんごめんって

次は承太郎と一緒に観光地巡りをすることを約束させられた。いやまあ楽しんだ私が言うのもなんだけどまだ敵スタンドがざくざく来るんだからそっちに神経割いといてよ。本当に楽しんだ私がいうことじゃないな。うん、わかったよ。次は承太郎も一緒に観光しよう


女帝も大して(私の)労力使わず倒せたぜー。じゃあどんどん次行こう。

次は運命の輪(ホウィール・オブ・フォーチュン)か。役立てること無いな。寝てよ


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