ジョジョ3

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ポルナレフはその日帰ってこなかった。翌朝皆で話し合いやはりポルナレフを1人にするのはよくないということで探しに行くことになった。私にも異論はない。というかポルナレフ1人だと普通にホル・ホースとJ・ガイルに負けるから急いで探しに行った方がいい。アブドゥルさんが間に合わなかったらガチで死にそう。

というわけで皆でバラけてポルナレフを探しに行く。

私も皆と別れて1人でポルナレフを探す。走って探しても効率悪いから半透明になってから空を飛んで上から探した。さっそく新しい力が役に立ってるよ。私の能力スタンドじゃないから普通の人達に見えてるんだよね。空を飛べることなんてバレて騒ぎになっても困るし気配を薄くできる能力会得できててよかったわ。

空から探すとポルナレフはすぐに見つかった。見つかったけど既にアブドゥルがヤられていて典明も到着していた。ちょ、展開どんだけ早いだよ。なんで空飛んでる私より早くポルナレフ見つけれてるの。アブドゥルさんと典明にはポルナレフ発見器でもついてるのか?凄いと思うけど羨ましくはない。ポルナレフの位置情報がわかったところで何の役に立つんだよ。ポルナレフの私生活とか知りたくないです。

近くに降りて3人の元に駆け寄る。ポルナレフは泣いていた。



「迷惑なんだよ。自分の周りで死なれるのはスゲー迷惑だぜッ!!このオレはッ!!!」



ポロポロと大粒の涙を流し男泣きするポルナレフに典明と二人で黙りこむ。いや泣いてるところ申し訳ないけどアブドゥルさん生きてるから。殺さないであげて。というか典明も確認したからアブドゥルさんが生きていることに気づいているよね?何故言わないし。まあ今は敵を目の前にしているからトドメを刺されないように言わないのは当然なのかもしれないがこれアブドゥルさんの怪我が治るまでポルナレフに真相を知らせないからな。ポルナレフ可哀想すぎる。まあ私も言わないけど。なんでかって?その方が面白いもん。イジメって楽しい。

ホル・ホースとハングドマンが挑発しそれでポルナレフはハングドマンがいた鏡を割ってしまった。

そしてホル・ホースが弾丸を打ちハングドマンがトドメを刺そうとした瞬間典明がエメラルドスプラッシュを打ちポルナレフを撃ち抜いた。

その後ハングドマンの攻撃から逃れ傷を負ったポルナレフを連れ広い車に乗り込む。ついでに私も乗り込む。ポルナレフは中々の重傷だ。

いや勿論典明がエメラルドスプラッシュでポルナレフに打ち込んだ判断は正しいのだけれどよくためらわずに打てたな。助けるためとはいえ味方攻撃するの怖くない?戦闘には非情さも必要だということなのだろうか。私もためらいなく打とう、ポルナレフには。



「す すまねえ 花京院、ナマエ。俺は妹のかたきをとるためなら死んでもいいと思っていた。でも、わかったよアヴドゥルの気持ちがわかったよ、、。奴の気持ちを無駄にはしない。生きるために闘うッ‥!! 」


「本当にわかったのか」


「ああ!」



そういうと典明はポルナレフに肘を打ち込んだ。ポルナレフは鼻血を吹いて仰け反る。ええええっ!?と思っていると典明がこれは挨拶代わりの握手だといった。この展開は原作で知ってたが実際に見るとビビる。ポルナレフめっちゃ血出てるけど大丈夫か?大丈夫らしい。ならいいか。でも典明と握手はしないと決めました。

さて、取り敢えずポルナレフと仲直りして落ち着いたところで聞きたいことがある。原作ではマンガだからと全く気にならなかったが今はめちゃくちゃ気になる。だって自分の生命に関することだもん。



「典明、ところで運転経験は?」


「大丈夫ですよ。得意なんですF-MEGA」



それゲームじゃないですかヤダー

取り敢えず車を止めポルナレフに運転を変わってもらうのだった。


運転手が変わったところで作戦会議。ハングドマンの能力はなんなのか。勿論私はその答えを知っている。

ハングドマンは光の反射を使って光速で移動してくるスタンドだ。だから映るものがないと攻撃することができない。

まあスタンド能力が分かったからと言ってもやっぱり手強いことには違いないんだけどね。光速で動く奴をどうやってとらえればいいんだよ。それに映るものを全部外すのも無理じゃね?金属類をすべて外さないといけないってことだしボタンひとつにだって金属はついてるんだぞ?裸になれと?私そこまでなりふり構わず戦いたくないぞ。



「ハングドマンは鏡の中の俺を攻撃してきやがるッ!そんなもんどうやって対処すればいいんだよ!」


「ポルナレフ、君は本当に『鏡の中の世界』なんて信じてるんですか?ありませんよ。ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから 」


鏡の中の世界の奴とどうやって戦えばいいのかと頭を悩ませるポルナレフ。

ちなみに鏡の中の奴と戦うにはウィルスが有効である。自分に感染させておき相手が自分を引きづり込もうとした瞬間相手にも感染させてやるのだ。ただし、ワクチンか抗体を持っている生物を作る能力を持ってるときのみ有効だ。良い子は真似しないでおこう。私も真似しない。

で、典明。君の発言は突っ込みどころしかないんだけど取り敢えず5部でイルゾォーさんがアップを始めたようです。

ポルナレフがスタンドがあるんだから鏡の世界があってもおかしくないだろというが典明はポルナレフの言葉を全否定した。ファンタジーとスタンドは違うんだって。同じだろ。どっちも超次元現象だよ。典明は絶対5部まで死なせないからちょっとイルゾォーさんに挨拶しに行こうよ。なんていうのかめっちゃ気になるわ

で、結局なんやかんや言い合ってるうちにハングドマンが追ってきやがった。ちょ、マジか。もうきやがったのか!攻撃されそうになったので典明が無理やりハンドル切って車が横転する。ここはハリウッドの撮影現場なんですか?危険なシーンはスタントマン使ってくださいよ!車横転事故に巻き込まれたくないので一人だけ風になって脱出する。典明とポルナレフなら大丈夫、あいつらDIOの館に行くまで死なないって荒木先生が言ってたから。

車から出て岩場に移動する。ポルナレフがハングドマンの能力を暴いたがそのことも読んだハングドマンが子供の目の中に移動していた。

自分を倒すためには子供の目をつぶすしかないというハングドマン。流石外道!もちろん正義の味方であるジョースター一行にそんなことは出来ない。

瞼閉ざしたいなら普通に瞬きするの待てばいいんじゃね?10秒もかからんだろ。と思ったがその前にポルナレフがキメ台詞を言い始めてしまったので空気の読めるナマエちゃんはおとなしく展開を待つ。するとポルナレフは子供の目に砂をかけて目を閉ざし自分の方の向かってきたハングドマンを切り裂いた。おおっ!

移動する軌跡がわかったら斬るのはたやすいって言ってるけど無理だろ。相手光速で動いてるんですよ?ポルナレフ強ええ。ちょっと尊敬しとこう

手傷を負わし遠くから悲鳴が聞こえてきたのでみんなでその方向に向かう。行った先には若い男が傷を押さえて座っていた。

ポルナレフが偉そうに男に向かって説教始めたがそれ違うから、その人ただの通り魔に襲われた被害者ですから。

いきなり切りつけられたと思ったら今度は見知らぬ男に説教されるし、本日のもっともかわいそうな人はこの人だな。2番目は心配したのにいきなり目に砂かけられた男の子かな。ポルナレフはあとでちゃんとキャラメル買ってあげなさいよ。



「ポルナレフ違うッ!この男は両腕とも右腕ではない!!」


「なにッ!??」


ポルナレフがそう叫んだ瞬間後ろからナイフが飛んできたので風で弾いた。ふっ、私だってどの方向からナイフが飛んでくるか知っていたら弾くことくらいできるんだぜ?よし、ちゃんと私も活躍することができたな。なので今日のお仕事終わりでいいですか?もうホテル帰ってもいい?



「馬鹿め!俺が本物のJ・ガイルだぁー!通りすがりの男に同じ傷をつけておけばまんまと騙されおって!!!」



いや、馬鹿はお前だろ。せっかく遠距離型のスタンドなんだからのこのこ出てこないで逃げろよ。なんで出てくるの?馬鹿なの?アホなの?こんなアホかまってないでさっさと帰ろう。さくっとJ・ガイルに向かって風弾を打つ。



「ぐふっ」



J・ガイルは血を吐いて倒れた。弱っ。お前中ボス的な立ち位置なんだからそんなあっさりやられるなよ。まあほとんどポルナレフのダメージのおかげなんだけどね。さあさあ、ではポルナレフさん。とどめをどうぞ



「あとは頑張れポルナレフ」


「ああ、この時を待ってたぜ!串刺しの刑だ!!!」



J・ガイルをポルナレフのチャリオッツが串刺しにしJ・ガイルは死んだ。これでポルナレフは妹の敵を討つことができたのか。良かったね

ついにハングドマンを倒すことが出来ました。なんか最後あっさり終わったけどこっちも一応アブドゥルさんやられたしわりと強敵だったな。

結構敵倒している気がするのにまだタロットカード編も終わってないよ。DIO様人望ありすぎです。

どうせ途中経過では誰も死なないのだからラスボス編だけ参加すればよかった。


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