小説
□お疲れ様
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今日は風斗くんのヘアメイクをする日。
僕は、風斗くんの髪をいじるのが、好き。
風斗くんは僕のヘアメイクを好きだって言ってくれる。
すごく嬉しい。
風斗くんの楽屋で待っていると
衣装に着替えた風斗くんが来た。
ジャケットを着た風斗くんはいつもより大人に見えた。
今日は琉生兄さんがボクのヘアメイクしてくれるんでしょ?
嬉しいなぁ。
いつも琉生兄さんならいいのに...
って言ってくれる風斗くんが
可愛いなぁと思ったのはナイショ。
じゃあ、始めるね。
うん、よろしく。
セットしていて思うけど、やっぱり風斗くんの髪の毛大好き。
ふわふわしてて、さらさらで、アイロン使ってるのに痛んでないから、すごいなぁ…
セットが終わって風斗くんに見てもらおうと
したら、風斗くん、気持ち良さそうに寝てた。
きっと疲れてるんだね。
起こしたら悪いから、
寝かせておいてあげよう...
風斗くん、寝てる顔も綺麗。
もっと近くで見たいなぁ…
すごく疲れてるんだね。僕が近づいても起きない。
いつも、お疲れ様。
大好きだよ...風斗くん。
前髪が上がっていつもは隠れている
おでこに僕はそっとキスをした。