小説

□お疲れ様
1ページ/1ページ



今日は風斗くんのヘアメイクをする日。

僕は、風斗くんの髪をいじるのが、好き。

風斗くんは僕のヘアメイクを好きだって言ってくれる。

すごく嬉しい。

風斗くんの楽屋で待っていると
衣装に着替えた風斗くんが来た。

ジャケットを着た風斗くんはいつもより大人に見えた。

今日は琉生兄さんがボクのヘアメイクしてくれるんでしょ?

嬉しいなぁ。
いつも琉生兄さんならいいのに...

って言ってくれる風斗くんが
可愛いなぁと思ったのはナイショ。

じゃあ、始めるね。

うん、よろしく。

セットしていて思うけど、やっぱり風斗くんの髪の毛大好き。

ふわふわしてて、さらさらで、アイロン使ってるのに痛んでないから、すごいなぁ…

セットが終わって風斗くんに見てもらおうと
したら、風斗くん、気持ち良さそうに寝てた。

きっと疲れてるんだね。

起こしたら悪いから、
寝かせておいてあげよう...

風斗くん、寝てる顔も綺麗。

もっと近くで見たいなぁ…

すごく疲れてるんだね。僕が近づいても起きない。

いつも、お疲れ様。
大好きだよ...風斗くん。

前髪が上がっていつもは隠れている
おでこに僕はそっとキスをした。

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ