長編
□俺の毎朝。
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朝。
チュンチュンと小鳥が冴えずるが、部屋の主はまだ起きない。
だが、そこに一人の少女が足音もなく入ってくる。
『はーくりゅーおーうじー?起きてくださーい。つか起きろ』
ベッドですやすやと寝ている我が主、練白龍様を起こす。
あ、因みに私は白龍の従者ですから。不法侵入でも問題ナッシング☆
だが、一向に起きようとしない。
はて?いつもならすぐに起きるのに...
どうしたもんか。とふと皇子の枕元を見てみると...
『えーと...なになに?”恋愛マニュアル"?』
いかにも俺恋してます☆的な本が枕元に置いてあった。
因みに著者は【ピスティ】という人らしい。
...こんど調べてみよ。
きっとこれでも読んで夜更かししていたのだろう。
お前が体調崩したら私が怒られるんだっつの(主に白龍を慕っている人に)
『ほーら皇子ー起きてー』
カーテンを破る勢いでシャッッとあける。
因みに過去三回破きました。てへっ((コツン
白龍「ん..」
おっ?起きるか?
『起きてくださーいよー』
白龍「むぅ...」
『はーやくぅー』
白龍「う...ん..」
『おーうじぃー?』