s h o r t

□日常生活
2ページ/3ページ




バンッ!!!!!


「イールーミー!!!!」


満面の笑みを浮かべ、部屋のドアを豪快に開けこっちへと走ってくる。





ソファで手入れをしていた針をしまいながら彼女に言う。


「..........はぁ。レイ、もっと静かに入って来れない訳?」



「ごめんなさーい。さすがにうるさかったなと思ってる......」



シュンと反省する彼女。



悪い気はしない。
走ってきたせいか頬が紅潮している。


たまらなく愛おしさが込み上げてくる。



柄にもなくイルミは微笑みながら
彼女に手招きをした。




「レイこっちおいで。」
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ