銀魂

□雨宿り
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銀時と新八は、右手に一つずつ買い物袋を下げてスーパーを出ると、しとしとと雨が降っていた。

「あ、降り出しちゃいましたね」
「ああ。こりゃ待ってても無駄だろうな」

新八は、スーパーの屋根の下、空を見上げて言った。
手懸け際から降り出しそうだった雨が遂に降りだしたのだ。
銀時と新八は、空を見上げ、傘を持って行くかどうか話したのだが、買い物と行っても買うものは既に決まっているし、そんなに時間も掛からないだろうということで、持たずに出掛けてしまっていたのだった。
銀時は顔色を変える事もなく左腕を振り上げると、新八を頭から包み込むように屋根をした。

「行くぞ」
「、はい」

新八は、その然り気無い気遣いに、頬が緩んだ。
二人は寄り添う様にして、雫の下の家路を歩いたのだった。








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すみません下のコメント、この文を書いた時に書いたやつです^^`;




もうすぐ梅雨で
雨が多くなるので、
雨のお話を書いて
いこうと思います。

次は土方さんと新八。
その次は、沖田と新八。
次は…どうしよう、近藤さんと新八?

出来れば桂新でも書きたいですね^^

ここまで読んで下さって
ありがとうございました。










2010.6.6 筆
2010.7.14 投稿

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