銀魂

□造花
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「沖田さん 沖田さんどうして――」


何かにすがるように、志村は俺に、その鎖で繋がれた両腕を伸ばし、言葉を詰まらせ、むせかえった。
冷たく薄暗い石の部屋には、俺と志村以外、誰もいない。


「げほ、げほ」
「俺には、誰かをまともに愛する事が出来ないんでさァ」


違う
愛しい

本当は 只々、愛しくてたまらないだけだ
俺はあんたをこんなにも想っているのに、


、あの人より―――



「ひ、じか…た さん 、っ」



「だからアンタは精々よく鳴いて、俺を楽しませてくだせェ。いいですかィ?」


あんたが求めた人は、
俺じゃない。



だけど、それも今日で終わりでさァ。
もうあんたは俺のもの。







(俺を選らばなかった事、存分に後悔させてやりまさァ)





そして華は枯れてゆき、
俺に造られた華へと生まれ変わるのだ。








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沖新 沖新!

沖新は、

病み鬼畜沖田→新八→土方さん→新八 で、土方さんと新八は両想い

みたいな感じがベストです^^←←

毎度短くてすみません
次はもっと長くて、内容のある文を書きたいです



 

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