DRINK-BAR
□明けおめ〜小正月in検事局
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「第33回!!書き初めin検事局【背中が痒いトキは『薔薇』って背中に書いてよね! 〜そんなの関係ねぇ!〜】、ハイ!おっぱっぴぃ〜!!」
おっぱっぴぃーー!!
「僕……検事局って刑事のエリート集団だと思ってたんだけど……」
「ム……これからもこの先も間違い無くその路線ではあるが。」
「クッ…!今は没個性主張の時代だぜ、コネコちゃんズ……」
「ム!貴様の場合個性がどうのなぞ発起する対象ではない上、寧ろ貴様自体が個性の塊であり、これから書道を執り行うというにも関わらず何故汚れ易く染み易い白のタキシードなのか全く以て意味不明の行動であり、しかも右手に筆、左手に黄金マイクといった実に場違い且つ憤慨極まりない登場は直ちに止めて頂きたいッッ!!!!」
「………ながーい」
「あァ…今年もボウヤは長くて太いモンがす……」
「やかましいッッ!!」
「ハイハイ皆さ〜ん!今年の書き初め課題は、【漢字だけで今年の目標】で〜す!イチバン上手に書いたヒトには、検事局の裏購買部より『特製福袋』をアゲちゃいますYO!!!」
「うわ……やっぱり賞品付きなんだ……(賞品にされなくてよかった……)」
「ム……今年は福袋であるのか…(『裏購買部』というクダリが気になるのだが……)」
「クッ!裏購買部福袋…裏だけに裏グッズ満載だぜ!!」
「え…?裏グッズ??」
「あァ……一般販売されねェレアモノ揃い…非売品の数々で目眩く世界三昧……」
「め…めくるめく!!」
「神ノ木ッッ!余計な言葉を成歩堂に与えるなッッ!!!…成歩堂、今年こそは妄想や空想から卒業し、正しい大人の階段を……」
「…………プイッ!」
「ぐヌぅ……やはり先ず、プイから卒業させなくてはか……ッ!!」
「じゃ、始めて下さ〜い!!真剣にやらないと――――怒るよ?」
「はッ――――!!」
「うぅ……大人なんてキライだ……」
―――こうして。
それから全員無言の後、次々と出来上がった作品をSP達が回収をしたのであった。