DRINK-BAR
□明けおめ〜小正月in検事局
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【そんなの関係ねぇ!】
「…何コレ御剣……。何で談話室にこんな額入の習字が……」
「ム……毎年の検事局スローガンは、厳徒局長が書き初めにて書されるのだよ。因みに昨年は……」
「あ……エントランスに飾ってあったアレ、検事局のスローガンだったんだ……(汗)」
「うム……【欧米か!!】であったな……その前は確か…」
「【アイーン】だったよ…御剣………。」
「ム………志村か。」
「クッ!『オレがまだ弁護士だった頃、ボウヤの尻には蒙古斑があった……解るかなァ〜解んねェだろうなァ…♪』」
「あ!何だか聞いた事のある漫談フレーズで今日もご苦労様ですゴドーさん!!……で、蒙古斑って本当?御剣……」
「ムム!!また貴様か神ノ木 荘龍!!!急に湧いた上、その様な情報の偽造、捏造、オブジェクションは即刻止めて頂きたいッッッ!!!」
「あのぅ……気になるんですけど真相が……(僕なんかまだ消えてないし)」
「あァ…まるでゴルビーのシミの様に……」
「その様な蒙古斑があるか馬鹿者ッ!!」
「ならば……まるで尻に咲く一輪の花のように……」
「やかましいッッッ!!!!」
「そういえばゴドーさんも昔、検事局に来てましたよね?その時何でした、スローガン?」
「クッ…!確か『押せば命の泉湧く』だったぜ、コネコちゃん…」
「それより遥か昔は『コマネチ!』で、まだまだ昔だと『なんでそーなるの?!』だったよ!なるほどちゃ〜ん!!」
「アワワ!!何故か紋付き袴姿の局長さんがお約束通りにーーー!!!」
「局長―――!!!」
「あァ…お約束通りの直角一礼……後ろがガラ開きだぜ!!」
「隙あらば襲い掛かろうとする真似なぞせず貴様も一礼せよ神ノ木 荘龍ッッ!!」
「うぅ……今年もバツグンのコンビネーションだ………プイ!」
「ハイハイ、泣かないんだよ〜!コレから皆で書き初め大会しちゃうんだから!!」
「うぅ……書き初め?」
「そ!書はココロ、だよ!!張り切って書いちゃおう!!!」
「クッ…!墨汁は…黒いココロの現れ、だぜ……」
「アハハ上手いね神ノ木ちゃん!!」
「ツッコまないんだ、御剣…………」
「……………ム。(ツッコみたい気持ちは山々だが心の中では花丸なのだよ成歩堂……)」
「じゃ、早速書き初め大会、開催しちゃいますYO!!!!」