短編

□夏祭り
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燦燦(さんさん)と地上を照らしていた太陽もすっかりと闇に隠れ、街も静寂へと包まれていた。


そんな中………






「わぁ…すごいですね」

「ホントねぇ……」




浴衣を着た若い男女が一組、行き交う人ごみの中、感嘆の言葉を述べていた。




彼らの視線の先には……出店。


お気づきだと思われるが、今日は『夏祭り』だ。



そして、若い男女というのはハヤテとヒナギク。




二人は今日、夏祭りに来ていた。 

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