ヒナの使い魔

□第八章
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 ゼロと呼ばれようと、出来損ないとバカにされようと。

 それでも前を向いて進む彼女を、愛しいと思う。

 そんな彼女のために尽くしたいと思う。

 この身がどうなったとしても。
 どうなろうとも。

 一度は死んだ身、躊躇いなんてない。

 彼女のためなら、何でもない。

 何故なら、それは。



 ――それが、『使い魔』と言うものだろう?




――――第八章【破壊の杖】

 
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